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暑い時期は団扇を配布しています。近くJGで配布予定です。


大学生が貧しくなっている一番の理由は、親世代がいい加減な生き方をしてきた、特に政治的な問題意識においてーということがまず第一に挙がりますが、大学生側にも問題は多くあり、すぐに自分の世界に引きこもろうとする傾向が強くあります。人を見抜けないし動かせない。

「やりたいことをやる」というのは、それを容認する側からすれば自由放任です。「やりたいことをやらせる」親も同様です。自由放任の生き方は市場原理と直結し、ただの市場原理に基づいた需要と供給でしか人を結びつけることができません。自分で場なりコミュニティ、市場を生み出せない。関心の対象が狭くなり、他者の視点を排除することを意味します。結局相手に対して何ができるのか、本当に相手にとって必要なことは何なのかがわからない。当然利益も出せなければまともな仕事になりません。

「来たらしゃべる」「言われたら仕事をする」いわゆる指示待ち人間ですが、これの問題点はその外形的なスタイル自体に問題があるのではなく、相手の深い意図やより根本にある問題なり人間を見抜けないことにあります。人物を表面でしか捉えていないし、能力が大幅に足りていない。これはその人物が「相手の意思を尊重していて優しい」ということを意味しているのではなく、単純に人間が未熟なだけであることをもまた意味しています。

数学の偏差が40くらいの学生が、指導者の板書を見て、わかった気になるあれとまったく同じです。自分で答案をまず再現することができない。全然身についていないわけです。

文理双方に伸びていく学びがいかに大変で、それが重要か、言語だけだと価値を生み出す源泉となる技術や論理性が失われ、科学だけだと人間を見抜けなるためです。

これを組織として役割分担し補い合うことで妥協するのが官僚組織であり大企業であるわけですが、そのやり方がすでに機能しなくなっていることがまずわかっていない、あるいは認めようとしない。生き方自体が後ろ向きになっている。ある意味社会を舐めていると言えます。

双方を大事に鍛え続けていれば30,40過ぎてもなお後々伸ばしていくことも可能ですが、偏った認識の仕方をしていると一生修正が効かなくなります。そうならないように中等教育の段階から、まず魂から磨かないといけない。それがわかってない、「教育に関心がある」人間が多すぎると昔から感じます。そして一緒に仕事をしようとは思う人はいないでしょう。


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