
次回は2/7(日)の予定です。
昨日の懇談会でのスタッフとの話。
最近食事会で名前を挙げることが多い、某男子校の子達の話を振ってみました。スタッフと食事会に来てくれる子たちとの認識を比較するためです。その結果出てきたのが、僕も感じていることなんですが、方向性が違うので一概には優劣はつけられないとは思うんですが、という控えめの断りをつけた上で、「点数は取れるし、ある意味すごいんだけど、あまり変わったことをしたがらないよね」という話でした。
そうなんです、「勉強はやればできるし」というスタンスもわかれば、常識的な話も比較的通じる子はいる。ただ、なんというか面白くない。自分にしかできないことを突き詰めるなり、ああこの子しかできないことをやってるな、と感じさせる子がほぼ見当たらない、ということで了解していました。
他方で学外でこの学校の子達と接点を持つ他の学校の子達は、あまりうちのスタッフとの違いを感じないというか、感覚できないのかもしれません。僕はうちのスタッフの関しては、自分たちが学んできたことの面白さなり、なぜそこまで突き詰めて考えることを楽しめるかを、実感と経験を持って語れる人間を集めているつもりです。ですが、点数は取れるし、入れるんだけど、その先が出てこない。何をやりたい、ということについても観念的な話が先に来て、具体例なり体験談が、つまりリアリティを伴う話が出てこないことが多いんです。
昨日の懇談会ではもう5年目くらいの付き合いになるスタッフとで話してましたが、「灘でしていたような話ができる友達は、クラスでは筑駒くらいかも」という話もしていました。やはり共有できないようです。「大方の子は、この話は突き詰めれば一般化したり、もっと面白いことが出てくるのに、解けただけで満足してしまう」「もったい無いよね」という話もしてました。その通りだと思います。そしてこれが実力差となって後々現れるのだろうなとも思いました。
その辺りの探究心の強さというか、まず楽しさを感覚したり、とりあえず自分でやってみて、面白さの限界がどこにあって、より面白いものはどこにあるのかを探し続ける力というのは、ある意味才能なのかもしれないな、という話もしていました。もちろん環境要因によってそれを刺激することはできると考えているから、cocではその場を提供しているわけなんですが、点数以前に、そうした尖った感覚を丁寧に育てていくことを楽しめる子を集めたいし、それは気持ちの素直さがあれば、誰でも大なり小なり実践できることだと思っています。
ちなみに某女子校が没個性を促す体制であることにも嘆いていました。入り口での資質が高くても、出口で尖ったところを磨耗させられてしまう。本当にもったい無いと思います。
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