
1/27(水)に実施した食事会より。次回は明日です。
子供の言う「勉強は自分でできる」を信用していないことの一つに、職業倫理なりリアリティが欠片も植え込まれないからというのがあります。ここでの子どもの言い分は、(受験)勉強は、という意味合いですが、その時点で上位層には負けています。別に中高生だから、職業観について、何も知らなくていいということにはなりません。富の生み出し方にも上策と下策があるわけで、時代の潮流なり現場の皮膚感覚を、動きの激しい先端の職場に踏み込んでいる人間に触れなければ、その別などわかることはありません。人間関係の築き方も変わります。それらの要素を組み込めば、学びの質も必ず変わるわけです。
これは子供に金儲けの仕方を教えるという、表面的な話ではなく、どういう生き方をしていくべきなのかという極めてリアルな話と直結することを意味します。それが無いと無条件に肩書に頭を下げたり、特定の政治家や職業人に吹き込まれたことをおうむ返しに拡散するようなロボットが出来上がります。これは優等生ほど染まりやすい。比較対象が無いことに加え、自身が特別扱いされていると思い込んでいるため、批判的な態度を無意識のうちに取れなくなってしまうことにもよっています。
さらに言えば大学から文理にまたがる学びを実践しようとしても、高卒の時点で縦割りの科目のバランスに加え、リアリティのある人間関係を養っておかないと横滑りして終わってしまいます。叩き上げたとしても地力がある人間には敵いません。バレエやピアノなどの習い事と似たようなもの。それ以上に変化も激しいものです。
何よりリアリティの形成は学校が一番苦手としていること。この時点で無理があります。科目学習で人格形成が閉じるわけもなければ、職業観が培われるわけでもありません。ましてやそこに多様性が無ければさらに歪んでいきます。文理にまたがる学びも多種多様な立場なり、イデオロギーの対立がある中で初めて状況判断なり融合の価値に気づくわけで、職業観がゼロというのはほぼ自殺に等しいといえます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

HP http://www.classoncloud.jp
facebook https://www.facebook.com/classoncloud.jp
mail customer.classoncloud@gmail.com
体験授業は土曜17:00から随時定期的に実施しています。
どうぞお気軽にお問い合わせください
>>>体験授業のお問い合わせはこちら
説明会・食事会も定期的に実施しています!高校生・大学生が主な対象となります。
>>>食事会へのご参加はこちらから