分子からみた生物進化 DNAが明かす生物の歴史 (ブルーバックス)/講談社

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生物担当は東進東大同日全国1位の経歴を持つ灘卒理Ⅱのしおです。事業責任者の鈴木とは高1の頃からの付き合いになります
先日の生物の体験授業を通じて、新たに一人の受講生が現れました。彼女は文系志望で、とりあえず想定するべきはセンターでの生物基礎くらいなものなのですが、未だ高1なので絞ってしまうのはもったいないという話をしていました。

どうやら彼女の場合、学校の先生が合わなかったようです。よくありがちですが、研究者肌で自分の関心の対象について延々と話しているタイプであるようです。関心の対象がmatchすればいいんですが、趣味嗜好も多分に含むため重ならない学生が大半であるため、お手上げ状態だったようです。基本的にはあまり褒められた指導の仕方ではありません。

先生が合わないため、そもそも何が面白いのかさっぱりだという状況であったようです。彼女はもともと歴史に関心がある様子で、少しずつ話を伺っていくうちに、どうやら生物の中でも生物進化学的な話題には関心があることがわかりました。また生物は文章を読ませる問題が多いため、元々現代文が得意な彼女にとってはそれも幸いしたようです。逆に言えば、それ以外の分野については認識が及んでいない状況であったようです。もちろん彼女に非はありません。

生物の学習を進めていく上で、まず躓きがちな分野は遺伝です。センターでも時間を食われることが多いあれですね。生物基礎では遺伝すら出なくなるとの話もありますが、現時点で切り捨てるにはもったいないのと、試しにやってみたところ手応えを感じていたようなので良かったなと思います。

遺伝もそうであれば、回路などのミクロの話が多くなるにつれて、物理や化学の知識なり、物の見方が大事になってきます。現状ではそこまで認識は及んでいませんが、ここで大事なのは固定観念で敷居を立てないことです。少しずつ丁寧に学びを進めていけば可能性は広がります。

「文系志望だけれども生物や化学もわかるのであれば楽しんでみたいな…」と思う子は是非門を叩いてほしいと思います。


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