<先日のオンライン懇談会から>


(神戸女学院卒1名・ICU高校1名・灘高校1名)


留学中の学生A「海外って、寝てる人がいないですよね」

留学中の学生B「基本的に寝れるような環境でもないんで。小さいのですぐわかるし。」

A「海外って、基本的に少人数がメインみたいで」

鈴木「僕はそれがわかってるんですよ。もう少人数制が世界の潮流であるということが。わかってないのは日本の学生と家庭だけです。」

短期研修の経験がある国内の学生C「1クラスが3、4人のクラスもありましたね。」

B「歴史とかの授業はディスカッションばかりなので、発言しまくりで。時代背景を踏まえた上で、外交文書を読んだりして、誰がどういう意図でそれを書いたのか、そういうことも考えます。
でもしゃべってばっかりでもダメなんですけどね。ちゃんと必要な知識を植え込んで行かないと。そう考えると何でもかんでもアメリカの教育がいいとは言わないですね。」

鈴木「外交戦術をトレースしてる感じですよね。ストーリーを把握しているか、その攻防がそのように行われ、ドラマが起きたのか、正確に捉えられるかどうかを大事にしてる。その議論を擁護するための材料として細かい知識を植え込んでいく。」

A「ペーパーでの点数はそんなでもないんですけど、実際議論をするといろんなことを知ってるのがびっくりします。」

C「それはわかります。」

B「あと、ディスカッションするのを憚りますよね」

C「そうですね、みんな喋らないですもんね。」

A「disったみたいな感じに受け取る。日本だと真面目な人以外質問しないみたいな空気あるじゃないですか。でもこちらだと国民性としてはshyなのに、授業ではみんな発言したりする。」

B「友達同士で、この前安保法案どう思うみたいな話になって。ありえないんだけどと思ったけど、そういうことが普通に行われてますね。」

日本の主に社会科学分野の教育が如何に的外れかが、流れを受けてすぐ分かります。これではコミュニケーション能力は育ちません。またこれは社会科学分野に限りません。自然科学分野においても互いの盲点をしっかり検証していく姿勢は重要です。他者が存在しなければ気づかないことは多く、「自学自習」で何でもかんでも収めようとする現状の中等教育が如何に危険かを示しています。


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10年遅い。それでも変われないくらい遅れているのが日本の中等教育。

>>> 新しい時代に対応する能力を養う教育が必要
http://www.huffingtonpost.jp/jpolicy/eucation_b_8397626.html


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