小林賢太郎「人を笑わせるためには、人と共通の知識が必要なんですね」
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進学校の男子校は、軒並み理系進学率が高めです。
そして男子校出身者は往々にして、
勉強 が できる のではなく、
勉強 しか できない と評価されがち、もっと言うと、
キモい と言われてしまいがちです。
改めてこの理屈を言語化してみます。
理系 に 強い 学生は、
日常会話の中でも数学的な思考回路から抜け出せないことがしばしばあります。
何でもかんでもロジックだけで考えてしまう。結果として言葉が出てこないし、出てきても乏しく、また硬い。言葉に振り回されていたり意図が伝わってこない。
この状態でも言語科目の点数は出すことはできますが、対話能力はやはり期待できません。ロジック以前に他者に関心がないので人間関係を構築する力が弱く、これに必要となる言語能力にも価値を見出せないようです。
やはり男子校の学生は、言語が強い帰国子女が多い学生や、文系に定評がある女子校の学生あたりと混ぜないとダメだと感じています。人間と向き合えてないこともさることながら、何が足りないのか感覚できていません。
新たな人間関係を構築するためには、新たな場が必要です。特に進学校の場合、入学時点でペーパー特化の認識の仕方を得意とする人間が揃うという意味において同質化しているので、学校内でこれを実現しようとしてもまず期待できません。そもそも、人間関係から隔絶されたいとすら願う人間も少なくありませんから、試み自体が不毛なものだとする圧力に屈しがちです。
「勉強しかできない」の意味するところが、実質人間関係を構築できないという状況を意味しているならば、言語のsenseが弱いということそれ自体が人間関係の礎が脆弱である以上、やはり「勉強しかできない」というレッテルは不可避になります。
受験英語で点数取れても全く意味がありません。男子校の学生からすれば面白くない状況でしょうが、外部からの評価は結局、「勉強しかできない」というもので固定しているのだと思います。
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