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みなさんお久しぶりです。minamioshiです。

GWも過ぎ、所謂五月病というのが蔓延する時期ですね・・・若干僕も登校に憂鬱さを感じています。
さて、今回の記事では、日本生物学オリンピックの問題について話したいと思います。
生物オリンピックと聞くと、どうしても生物のプロっぽい人しか解けない高尚な問題ばっかり並んでるんだろうな・・・なんて偏見を抱かれがちですが、必ずしもそうではありません。下の問題を見てみましょう。2014年の日本生物学オリンピックの予選(問16)です。

(問16)ある種のツバメでは,雌は交配相手として尾羽の長い雄を好む。この現象を説明するため,次のような仮説を立てた。

仮説:このツバメには,雌が尾羽の長い雄を選ぶような性選択がはたらいている。これは,尾羽の長い個体は寄生するダニに対する抵抗性が高いためである。

この仮説を検証するためには,どのような実験が必要か。必要な実験の組合せを A~J から選べ。

1 寄生したダニがツバメの生存力を低下させるかどうかを知る実験
2 尾羽の長さに雌雄で差があるかどうかを知る実験
3 尾羽の長さが遺伝するかどうかを知る実験
4 ダニに対する抵抗性に雌雄で差があるかどうかを知る実験
5 ダニに対する抵抗性と尾羽の長さの関係(相関)を知る実験
A.123 B.124 C.125 D.134 E.135 F.145 G.234 H.235 I.245 J.345

・・・という問題です。

実は、この問題は、全く生物の予備知識は要りません。所謂パズルのような問題です。文意をしっかり読み取って答えを出してみてください。

いかがでしょうか?上の問題は実験の基本的な考え方を問うもので、考察問題の基礎です。普段暗記ばっかり・・・と敬遠されがちな生物とは一味違うな、ということが味わっていただけると思います。一言に生物オリンピックといえども、このように少し頭を捻れば解ける問題もあったりするんです。

ちなみに上の問題が解けた!という方は、日本生物学オリンピックのこちらのサイトを参照ください。また、生物オリンピックに興味湧いた!とか、他の問題も見てみたい!という方もこちらからどうぞ。

>>>http://www.jbo-info.jp/jbo/JBO2014/jbo2014-01.html



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