labcafe
cocは原則遠隔指導ですが、首都圏ではたまに対面指導の場を設けています。

事業責任者のsuzukiです。財務・人事・方針設計・科目指導…その他諸々の管理を一括して担っています。
基本的にこちらのブログは学生達に記してもらっているのですが、フォローする形で私の方でも記事を上げて行きたいと思います。


席次の上昇や合否と言った結果が出せない学生には共通点がいくつかあります。その話をしたいと思います。

勉強をする上で一番大事なのは選り好みせず愚直に積み上げる、と言う事です。英語の場合は語彙の蓄積、数学の場合は多くの時間を割いて延々と試行錯誤する事が極めて重要です。共に時間と労力が要求されるプロセスなので自身のリソースを先ずは十分に割ける状態を維持しなくてはいけません。
これを実現する為に出来る事は例えば以下のようないくつかの要素があります。

1.課外活動等でやる事を絞る
2.体育会系部活動に入り、体力を強化する
3.日常生活の中で寄り道を減らす
非常にシンプルな工夫ですが、全部実践すると言うのは中々ストイックです。生活に面白味が無くなってしまう危険もあるでしょう。また所属校や性格にも一定の傾向はあるでしょう。

1.課外活動等でやる事を絞る



1は文化系の部活動に入っている学生に多いですが、かなりの数を兼部している事があります。元々器用なタイプで各々でそれなりの結果が出せるタイプであればそれも良いと思うのですが、普通の人間は先ず無理です。女子学生にはこのタイプ=手を出しすぎてしまうタイプが多いように思います。広く浅く手を出すけれども、結局自分の競争力に繋がるような鍛え方が出来ず、単なる思い出作りに終わってしまう,と言った具合です。

2.体育会系部活動に入り、体力を強化する



2は進学校(男子校)の学生が弱い傾向があります。元々進学校でサッカー部や野球部と言った、体育会系ど真ん中の部活動に入る事はかなり少なく、あってもジャグリングをはじめとする、体も使うけれども技術を磨くことで身に付く傾向が強い部活動に所属する事が多いように思われます。又元々勉強で入っているのでスポーツが苦手な学生が多いのも一つの傾向です。体力が無く、生活が乱れ、好きな事を追求しすぎるあまり学力のバランスが極端に崩れ、認識の仕方が偏屈になる事が多いのもこのタイプです。

3.日常生活の中で寄り道を減らす



3は誘惑の多い都市部に住まう学生には多い傾向があると感じます。自身を幾ら制御しても周りに幾らでも誘惑の種があるので、ついふらふらと行ってしまう。学校帰りにスポーツ観戦やアイドルのコンサートに行けるような環境にあれば無理も無いと言えますが、所謂「勉強ができるバカ」=点数はでるけれども独創性に欠け、全く本人の思考回路に面白みが無いタイプが多いのもこのタイプです。
得てして集中して学び、自身の競争力を磨くと言う本筋から外れる事に対し、言い訳をしてしまいがちです。上記の3つは誰もが大なり小なり身に覚えがある事ですが、安易に逃げてはいけません。
「優れたアスリートは10代の青春を時には犠牲にしなければならない」と言ったのはジーコの言葉ですが、受験勉強もかなり特殊なプロセスであり、また大学入学までに10年弱は続けなくてはならないものです。幼い頃から習慣を洗練させて行く私立一貫組が、公立高校受験組を圧倒している状況の最大の原因の一つもここにあるわけですが、先ずは辛抱強く取り組む習慣を身につけてもらいたいと思います。

なおCOCではスケジュール管理サービスも提供しています。これは原則科目指導には踏み込まず、1週間単位でスケジュールと目標設定を見直し、学習習慣を洗練させて行くサービスになっています。自己管理が苦手な学生には推奨しています。どうぞご検討くださいね。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

logo

HP http://www.classoncloud.jp
facebook https://www.facebook.com/classoncloud.jp
mail customer.classoncloud@gmail.com

体験授業は土曜17:00から、
説明会は都内で毎月数回程度、随時定期的に実施しています。
どうぞお気軽にお問い合わせください
お問い合わせフォームはこちら