No.31 できない仕事を天は与えない | パートから社長になった坂本玖実子の「雨のち晴れ」ブログ

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株式会社クラスモア 代表取締役 坂本玖実子 公式ブログ

「きみにすべてのインテリアを任せるよ」


超セレブなお客さまにそう言われて、
喜びと同時に不安も生まれました。

インテリアの仕事経験はまだたった2年。
センスが特別良いわけでもない。
その上、パート社員の身です。


本当に私にできるんだろうか・・・・。
『君に頼んでよかったよ』と最後に
おっしゃっていただけるんだろうか?


考え出すと不安がますます膨らんでいきました。


 

お話したように、このお客さまは当初、
アメリカのデザイン会社でインテリアをトータルで
購入することにほぼ決まっていました。


どうして、その考えを変えていただくことができたのか。

自分なりに分析してみると3つのことが思い当たります。
ただし、それは営業テクニックと呼べるようなものでは
ありませんでした。


まずは、必死だったことです。

私は何としても子ども二人を養わなくてはならなかった。

業界に入ったときにはすでに40歳だったため、
できるだけ短期間で1つでも多くの経験を積んで
キャリアにしていかなければならないと思っていました。


実際、インテリアの仕事に就いてまだ日が浅く、
大邸宅のデザインをおこなうほどの実力は
ついていませんでしたが、

「できない仕事を天は与えない」

という言葉を何度も自分に言い聞かせました。


困難な仕事であっても、
「きっと私にできるから、きたんだ」
と思うようにして、とにかく誠心誠意、
一生懸命にやろうと心がけました。


すべての経験が自分の引き出しになるのだ、
当時はそういう意識を強く持って仕事に取り組みました。

すると、大変な仕事こそ、
ありがたくやらせてもらおうという気持ちになるのです。



そんな考えでいたので、どんなに辛いことがあっても
逃げませんでしたし、気分が滅入ることが起こっても、
すべてを「これは私に必要な経験だから起きてくれたんだ」
という考えに結びつけました。


涙が出るほど辛いこともありましたが、そんなときにも
「この経験は、これからどう活きるのかな」
と思っている自分がいました。


こうした考え方を、
陽転思考とかリフレーミングと言いますが、
とにかく短い期間で実力をつけていきたかったので、
積極的に何でも経験するようにしました。


このときもそうでした。




思えば、幼い頃から
苦難を「成長のため経験」と捉える癖がありました。


「この辛い出来事から、何を学べるんだろう」

苦しい中でも常に、そんな風に考える自分がいました。


プライドが高く傷つきやすい自分にとって、
そう捉えられなければ、
辛いことが多すぎて
生きてこられなかったように思います。


その考え癖が、
40代になった私に奇跡を起こしてくれました。


長くなったのでえ、二つ目と三つ目については明日書きます。

また読んでくださいね。

※文中の画像はあくまでもイメージです

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