第19話「お客さまには得をして帰ってほしい」 | パートから社長になった坂本玖実子の「雨のち晴れ」ブログ

パートから社長になった坂本玖実子の「雨のち晴れ」ブログ

株式会社クラスモア 代表取締役 坂本玖実子 公式ブログ


自分の体験話から少しずれて恐縮ですが、
消費者の「商品の購入を決める場所」について
こんなデータがあります。

・店に行くまでに決めていた人…20%

・店内で決めた人…80%

 


お店に行ってから買うモノが決まる人がほとんどなんですね。


例えば、スーパーではセルフサービスが基本で、
お客さまは自ら品物を選んで買います。


売れるスーパーでは商品の並べ方やポップ、動線など、
VMD(視覚的な販売戦略)を駆使して、
お客さまが自然と商品を手に取りたくなるような
売り場づくりをしています。

気がついたら店内を一周していたというのもVMD計画が
しっかりしているからなんですね。

 


家具の場合ももちろんVMDは重要ですが、日用品と違って、
見た目では分からないことが多いです。
商品の良さや特徴を聞いて初めて

「あ~、これ欲しいな」と思えるもの。
だから、しっかりとした商品説明が大事です。



事実、販売員が接客した場合と、
お客さまがご自分だけで自由に見て回った場合とでは
購買率が大きく違ってきます。

 


私が働くことになった家具店は、会員制でお客さまを
最初から最後まで一人の担当者がついて案内するシステム。

押しつけられるのを恐れて、案内されるのを嫌がる
お客さまも少なからずいました。

しかし、家具は簡単に買い替えられるものでもなく、
説明を聞いたほうが、良い買い物ができるので、
私はこの独自のシステムをとても誇りに思っていました。





自分が担当したお客さまには「得をして帰ってほしい」と
いつも思っていました。

接客の最後に、
「この店に来て良かった。あなたが担当してくれて良かった」
と思っていただけることを目標に接客をしていました。

だから、お客さまの役にたつと思うことは何でも、
出し惜しみせずにアドバイスしましたが、

結果的にそれが潜在ニーズを掘り起こし、
高額販売に繋がっていくことに最初は気づきませんでした。

 

・・・明日は、具体的に実例をお話します。
また読んでくださいね

 

お陰様で人気ランキング営業で1位です。

応援のポチッをよろしくお願いします。


↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村

にほんブログ村