離婚には反対しなかった母ですが、
「インテリアの仕事がしたい」
と伝えたときだけは大反対されました。
「そんなフワフワした職業なんてやめなさい。
食べていかれないでしょう。子供たちもいるのよ、
もっと堅実な仕事につきなさい!」
姉たちも同様の考えでした。
母の親戚は堅い職業の人間ばかりです。
クリエイティブな仕事をする者は誰もいないので、
予測がつかず不安だったのでしょう。
正直、私も不安でした。
なにしろ、インテリアの仕事をすると決めたものの、
どんな仕事があるかすら分からなかったのですから。
しかし、どんなに反対されても諦めるのは嫌でした。
自分らしく生きたいという思いを
どうしても捨てることができませんでした。
もう誰もあてにせずにやるしかありません。
インテリアコーディネーターの専門学校の授業料は
80万円でした。
シングルマザーの私には大変な金額、
貯金がないので3年間のローンを組みました。
授業は平日の昼間。
試験勉強の時間も欲しかったので正社員で働かずに、
いくつものアルバイトを掛け持ちしながら
なんとか生計を立てました。
なんと占い師も含めて、
勉強の時間を得るために、できることは何でも。
「きっと道は開かれる」
と信じて、覚悟を決めてやりました。
・・・・・明日に続きます。
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