リーダーシップについて考えた②-吉田茂元首相 | パートから社長になった坂本玖実子の「雨のち晴れ」ブログ

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株式会社クラスモア 代表取締役 坂本玖実子 公式ブログ

尊敬する又川俊三先生は、岩手市在住。


大地震以来、被災地で様々な再建と支援活動をおこなっていらっしゃる。


そんな又川先生から送られてきたメルマガと画像、ご紹介します。


昨日に続き、リーダーについて考えさせらました。






50代で起業した女社長モリ・クミのつぶやき



50代で起業した女社長モリ・クミのつぶやき


※ 写真は岩手県山田町、殻付きカキ生産量日本一、
ホタテ養殖など海の幸の豊かな人口18600人の町、津波と火災で壊滅被害
死者420名、行方不明者はあまりにも多く、まだ掴め切れなくて発表できない状況


◇ 自衛隊の活躍に感謝!


どこの被災地の町にも

自衛隊、警察、消防の救助隊員の姿があります。



被災直後に素早く入り
尊い人命救助と復興のために命を賭して働いてます。


今では、遠く九州・四国地方など全国の車両も入っています。



尊い人命救助と復興のために命を賭して働いてます。



今まで、彼らの働きを当たり前のように見てきた私自身ですが
今回ほど日本人として、頼もしく誇りに感じたことはありません 。



その労に深く感謝とねぎらいの言葉を奉げたい 。


そんな気持ちでいっぱいです。


つい、先日

前の官房長官が自衛隊を『暴力装置』と呼びました。


また、或る女性議員の「事業仕分け」では自衛隊予算を

バッサリ切って、隊員の数も減らしました。


過酷な状況の中で、命懸けで被災者の救助に当たっている自衛隊の姿を

見るにつけとても複雑な気持ちになるのは私だけでしょうか!?


いったい、彼らは、今回のような国難の場面で、
どうやって国民の命を守ろうとするつもりなのか聞きたい―

本当に、酷寒の中で命がけで任務に当たっている自衛隊員に対する
「感謝」や「ねぎらい」「いたわり」の心があるのでしょうか


自衛隊員の前に跪き謝ってほしい!

そうでないと彼らが浮かばれない、そんな切ない気持ちです。



《昭和32年2月「防衛大学校第1回卒業式」 吉田 茂 総理大臣訓示 》


 君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、
 歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。


 きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。


 御苦労だと思う。


 しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、
 外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、
 国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。


 言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、
 国民や日本は幸せなのだ。


 どうか、耐えてもらいたい。



                        (メルマカの内容はここまで)

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昭和32年の吉田首相の訓示、胸にぐっときた。

この言葉で励まされ勇気づけられた隊員の方も多かったと思う。


リーダーの言葉というのは、どんな場合においても根本に

「愛」がなくてはいけないのだと気づかされた。


今回のことで自衛隊のありがたさをしみじみ感じている。

テレビのニュースを見ながら


「自衛隊ってありがたい存在だね~」


と娘と何度も言葉をかわす。



被災地で命がけで頑張ってくださっている姿を見ると、テレビに向かって

頭を下げずにいられない。



今日も被災地で頑張っている自衛隊の皆様に心から感謝です虹