尊敬する又川俊三先生は、岩手市在住。
大地震以来、被災地で様々な再建と支援活動をおこなっていらっしゃる。
そんな又川先生から送られてきたメルマガと画像、ご紹介します。
昨日に続き、リーダーについて考えさせらました。
※ 写真は岩手県山田町、殻付きカキ生産量日本一、
ホタテ養殖など海の幸の豊かな人口18600人の町、津波と火災で壊滅被害
死者420名、行方不明者はあまりにも多く、まだ掴め切れなくて発表できない状況
◇ 自衛隊の活躍に感謝!
どこの被災地の町にも
自衛隊、警察、消防の救助隊員の姿があります。
被災直後に素早く入り
尊い人命救助と復興のために命を賭して働いてます。
今では、遠く九州・四国地方など全国の車両も入っています。
尊い人命救助と復興のために命を賭して働いてます。
今まで、彼らの働きを当たり前のように見てきた私自身ですが
今回ほど日本人として、頼もしく誇りに感じたことはありません 。
その労に深く感謝とねぎらいの言葉を奉げたい 。
そんな気持ちでいっぱいです。
つい、先日
前の官房長官が自衛隊を『暴力装置』と呼びました。
また、或る女性議員の「事業仕分け」では自衛隊予算を
バッサリ切って、隊員の数も減らしました。
過酷な状況の中で、命懸けで被災者の救助に当たっている自衛隊の姿を
見るにつけとても複雑な気持ちになるのは私だけでしょうか!?
いったい、彼らは、今回のような国難の場面で、
どうやって国民の命を守ろうとするつもりなのか聞きたい―
本当に、酷寒の中で命がけで任務に当たっている自衛隊員に対する
「感謝」や「ねぎらい」「いたわり」の心があるのでしょうか
自衛隊員の前に跪き謝ってほしい!
そうでないと彼らが浮かばれない、そんな切ない気持ちです。
《昭和32年2月「防衛大学校第1回卒業式」 吉田 茂 総理大臣訓示 》
君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、
歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。
御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、
国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。
(メルマカの内容はここまで)
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昭和32年の吉田首相の訓示、胸にぐっときた。
この言葉で励まされ勇気づけられた隊員の方も多かったと思う。
リーダーの言葉というのは、どんな場合においても根本に
「愛」がなくてはいけないのだと気づかされた。
今回のことで自衛隊のありがたさをしみじみ感じている。
テレビのニュースを見ながら、
「自衛隊ってありがたい存在だね~」
と娘と何度も言葉をかわす。
被災地で命がけで頑張ってくださっている姿を見ると、テレビに向かって
頭を下げずにいられない。
今日も被災地で頑張っている自衛隊の皆様に心から感謝です