「頑張らないでください」
最近、立て続けに言われた言葉。
整体の先生、速読の先生、アカ磨りのおばさんにも(^o^;)
「頑張って!」
と言われれば、「OK!」 と頑張るのだが、
「頑張らないで」と言われると、すごく困る。
頑張りすぎて、四六時中、戦闘態勢でいるような
私の頭と身体。
頑張らないってどうやるんだろう・・・・・・・・・・
初めて「頑張らないで」と言われたのは3年前。
友人でアロマセラピストの佳代さんに
仕事の悩みを聞いてもらっていた時に、
「頑張ったり、一生懸命やらなくても
欲しいものは手に入るんだよ。
楽しことだけをやっていけばいいの。
力でこなそうとしないで、"光"でこなすイメージでね。」
とアドバイスされた。
『えっ? 頑張らなくていいって? どういうこと?????』
頭の中が?マークでいっぱいになった。
頑張ることがいいことだとずぅっと思って生きてきた。
頑張れば褒められたし、
頑張らなかったら誰も褒めてくれなかった。
『変なアドバイスだなぁ』と腑に落ちないままいたが、
その翌日にこんな出来事があった。
小さな神社でお参りをしていた。
今と同じ夏の終わりで、たくさんの蝉が
ミーン!ミーン!ミーーーン!!
ジー!ジー!ジジジーーー!!
と大合唱していた。
痛々しいまでに、これでもかこれでもかと
力を振り絞って鳴く蝉の声に、
『あっ、私の頑張り方ってこの蝉の鳴き方と同じだ。
肩をいからせ,身体中に力を入れて必死になってる。
なんて滑稽でかっこ悪いんだろう・・・
こんな頑張り方じゃ良い結果は出せないし、永く続かない』
そう気がついた途端にピタッと蝉の鳴き声が止んだ。
辺りには静寂が広がり、すがすがしい空気が流れていた。
『そうかぁ、佳代さんが言っていたのはこれだったのね。
力でやるのでは限界がある。"光"でやりこなそう』
佳代さんのアドバイスが府に落ちた。 嬉しかった。
そして、3年後の今、
また頑張りすぎの私がいる。
怠けたりさぼったりはできるんだけど、
頑張らないでやるのって難しい。
気がつくと頑張らないよう頑張っている自分がいて
苦笑する。
我力でやろうとするから力みが入る。
大いなる存在に身をまかせ、
肩の力を抜いて楽しみながらやっていこう。
大丈夫、きっと上手くいく
今日はブログランキングで「女性社長」ジャンル3位、
「経営」ジャンルでは10位になっていて、
身体が震えた。
たくさんの温かい励ましに心から感謝。
