○人生の幸福度が上がる習慣○
幸福度が上がる人が意識している習慣と、無理なく続けるための工夫をご紹介。
■幸福度が上がる習慣
心理学では、小さな達成を積み重ねる感覚を「自己効力感」と呼びます。
難しい言葉ですが、簡単に言うと「自分にもできる」という手応えのことです。
幸福度が高い人は、家事を一つ終えた、資料を早めに提出できたといった小さな出来事も、
きちんと自分の中で認めてあげています。
反対に、大きな成果ばかりを基準にしてしまうと、
日常のささやかな達成が目に入らなくなってしまいます。
一日の終わりに「今日できたこと」を一つだけ思い出す時間を持つのも良い方法。
ノートに書き出さなくても、心の中でつぶやくだけで十分効果があると言われています。
他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べてみる視点を持つと、
日々の変化にも気づきやすくなります。
嬉しい気持ちを味わい直す時間を持つことも、幸福感を長持ちさせるコツと。
■感情を言葉にして誰かに話す
嬉しかったことも、モヤモヤしたことも、頭の中だけで抱えていると整理がつかないもの。
信頼できる人に「今日こんなことがあって」と言葉にして話すだけで、
気持ちが軽くなった経験がある人も多いのではないでしょうか。
感情を言語化する習慣は、幸福度と深く関わっていると言われています。
話す相手がいないときは、日記のような形で自分に向けて書き出すだけでも効果あり。
大切なのは、感情を漠然としたまま抱え込まないこと。
うまく言葉にできなくても、まずは書き始めてみることに意味があります。
話を聞いてもらうことで、自分の気持ちを客観的に見つめ直せることもあるはずです。
■「今ここ」に意識を向ける時間を持つ
スマートフォンを見ながら食事をしたり、次の予定を考えながら会話をしたりすると、
目の前の時間を十分に味わえないまま過ぎてしまいます。
一日数分でも、今していることだけに意識を向ける時間を持つと、
日常の小さな幸せに気づきやすくなるようです。
心理学の分野では、こうした状態を「マインドフルネス」と呼ぶこともあります。
難しく考えなくても、コーヒーの香りをゆっくり感じる、
窓の外の景色を眺めるといった小さな瞬間から始めて構いません。
慣れてくると、通勤中や家事の合間にも取り入れられるようになっていきます。
■習慣を無理なく続けるためにできること
・完璧を目指さず記録だけつける
習慣として根づかせるには、始め方にもコツがあるようです。
習慣化しようとすると、つい「毎日必ず」と気負ってしまいがちです。
まずは一言メモやスタンプを残すだけでもよいので、続けられた日を記録してみてください。
できなかった日があっても気にせず、また次の日に再開すればよいのです。
記録が増えていくこと自体が、小さな自己効力感につながっていくのだと思います。
三日坊主になったとしても、また始めればそれで十分だと考えてみてください。
続けられなかった理由を責めるのではなく、
次はどうすればいいかを考える視点を持つとよいでしょう。
・一日一つだけ試す日を決める
今日は感情を言葉にしてみる、明日は「今ここ」に意識を向けてみる、
というように一つずつ試す日を決めると、無理なく続けやすくなると思います。
うまくいかない日があっても、それを失敗と捉えず、
また別の習慣を試すきっかけにしてみてください。
自分に合う方法を見つけるまでの過程そのものも、
幸福度を高める時間になるはずです。
幸福度を上げる習慣は、特別な行動ではなく、
日々のちょっとした意識の向け方の積み重ねです。
大切なのは、自分に合った方法を無理なく続けていくことだと思います。
小さな習慣が積み重なった先に、確かな心の満たされ方が待っているはずです。
