◇前向きな60代と後ろ向きな60代◇
いつも笑顔で新しいことを楽しむ人と、不満や愚痴ばかりの人。
同じように年齢を重ねても生じる、この決定的な違いは生まれてきます。
その差は誰もが日常で意識できる「2つの心の習慣」に隠されています。
■前向きな人と後ろ向きな人の特徴
◆前向きな60代の特徴
・基本的にいつも笑顔でいる
・何か新しいことを始めている
・最近の趣味について即答できる
・「カラオケに行った」「◯◯さんと知り合って楽しい」など、ポジティブな発言やイベントの話題が多い
◆後ろ向き(ネガティブ)な60代の特徴
・たいていネガティブな話をしている
・他人の悪口や「体調が悪い」「いいことが一つもない」といった自分の愚痴が多い
・何を提案しても「でもね…」と否定から入る
・毎日「つまらない」と口にする
誰かを見たときに、ポジティブな面を探して話したくなるか、ネガティブな面を探したくなるか。
これによって、自分の心も前向きになったり後ろ向きになったりするのだと思います。
■違いを生む2つのポイント:「1日を大切にする心」と「柔軟性」
この両者の決定的な違いは大きく2つあると考られています。
1.毎日を大切にしているかどうか
今日という1日の中で「何か楽しいことはないかしら」と考えている人は、
自然と楽しそうになります。
思いついて誰かをお茶に誘ったり「明日は◯◯がある」
「1ヶ月後に飲み会の予定を入れた」と未来の計画を立てたりします。
楽しい予定を入れるからこそ、楽しい話題が増え、
楽しい人たちと繋がり、どんどんプラスの連鎖が生まれます。
逆に後ろ向きな人は、体調の不安、嫌な人のこと、だるさ、暑さや悪天候など、
ネガティブな話題ばかりに意識が向いてしまいます。
「今日1日を大切にしよう」という視点があれば、
ネガティブなことばかり言って1日を終わらせたくないはずですから、
何か楽しいことを見つけようとするはずなのです。
2.変化に対する柔軟性
前向きな人は新しい変化を「プラス」に捉え、
ネガティブな人は変化を「マイナス」に捉える癖があります。
どんな物事にも良い面と悪い面がありますが、
柔軟性のある人は変化に伴うプラスの面を最初に見つけ、それを取り入れようとします。
だからこそ、常に変化し、いきいきと楽しくいられるのです。
一方、変化を嫌がる人は、新しい物事を悪く言い、
自分にできなくなったことばかりに意識が向いて、
「昔は良かった(今は悪い)」と過去を美化しがちになります。
■今日という1日を大切に積み重ねる
「1日を大切にし、柔軟性を持って生きる」ことが非常に大切なのです。
「いきなりそんなことはできない」と思うかもしれませんが、
少し意識を変えるだけでも、気持ちはどんどん明るくなっていきます。
人生は「今日という1日」の積み重ねです。
1日1日を幸せに過ごせば、結果として人生全体が幸せになります。
これは60代に限った話ではありません。20代でも60代でも90代でも、
今日があり、明日が来るという構造は同じです。
今日という1日を大事にしている人は、
くよくよとネガティブな感情に引きずられずに済むのです。
■柔軟性がもたらす若々しさ
平均寿命から残りの人生を逆算して数えると、いくらでもネガティブになれてしまいます。
しかし、個人で見ればいつまで生きるかなんて誰にも分からない未知数です。
だからこそ、今日と明日を大事にすれば、楽しく生きられるのです。
少なくとも「今日」は大切です。
どんなふうに今日を楽しくしようかと考えながら、柔軟性を持って生きていくこと。
それが、ポジティブな60代、ひいては豊かな人生を送るために最も大切なことでしょう。
理不尽な環境には正面からぶつかりすぎず、適切な対策を取りながら
ご自身の心と体を守ってください。
嫌なことをやらない環境を作っていくことで、
のびのびと、本当にやりたいことができるようになるはずです。
