◇秋のアレルギー◇
秋は春に次いで、1年の中で花粉が気になる季節です。
特にブタクサやヨモギなどの花粉は、夏の終わりから秋にかけて飛散しています。
夏の蒸し暑さから徐々に湿度が下がり、空気も乾燥してくるため、
花粉と乾燥が重なることで、秋になると鼻づまりが気になる、
なんだか鼻がムズムズすると感じる方もいます。
花粉の影響を抑えるためには、マスクや衣服、外出の工夫などに加えて、
十分な睡眠や規則正しい生活によって、正常な免疫機能を保つことが大切です。
粘膜の健康維持に関わる栄養素と、それらを含む食材についてご紹介。
■特に意識したい栄養素
主食・主菜・副菜がそろった栄養バランスのよい食事を基本にしつつ、
皮膚や粘膜の健康を維持するために意識したい4つの栄養素をご紹介。
・ビタミンA(βカロテンなど)・ビタミンB2・ビタミンB6
特にビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持に関わる重要な栄養素です。
ビタミンB2 ・ビタミンB6は粘膜の健康維持だけでなく、
エネルギーや脂質・たんぱく質の代謝にも関わります。
・たんぱく質
たんぱく質は皮膚や粘膜など身体の組織の材料となる栄養素です。
食事から摂取したたんぱく質は、消化されてアミノ酸などに分解・吸収された後、
体内で利用されます。主菜として毎食取り入れましょう。
■粘膜の健康維持に関わる食材
特に意識したい栄養素が多く含まれる食材のうち、
日常的に取り入れたい食材を4つをご紹介。
1.にんじん
緑黄色野菜にはβカロテンが多く含まれます。
その中でもにんじんにはβカロテンが豊富に含まれ、
主菜や副菜の彩り、汁物や煮込み料理の具材として、
さまざまな料理にプラスしやすい食材です。
βカロテンは油と一緒に摂ることで吸収が高まります。
ビタミンAはレバーやうなぎにも多く含まれますが、
日常で食べる機会は限られることから、にんじんの方がおすすめ度は上回ります。
2.たまご
たまごにはビタミンB2が多く含まれます。
にんじんと同じく日々の食事に取り入れやすい食材の1つです。
ただし、卵はたんぱく質や脂質も多く含まれ、主菜になる食品です。
摂りすぎると栄養素の偏りに繋がる場合もあるため、
他の主菜と調整しながら適量を意識しましょう。
ビタミンB2は他にも、レバーや青魚、牛乳などにも多く含まれます。
3.鶏肉
鶏肉にはビタミンB6が多く含まれます。
ビタミンB6は牛肉や豚肉にも多く含まれますが、
鶏肉は脂肪分が多い皮を除くだけでカロリーを抑えやすいため、
普段の食事をはじめ、体重が気になる場合にも取り入れやすい食品です。
ビタミンB6は他にも魚、豆類などにも多く含まれます。
4.さけ
さけはたんぱく質が豊富なだけでなく、抗酸化作用のあるアスタキサンチンや、
免疫の維持に関わるビタミンDなど、さまざまな栄養素が含まれます。
和食や洋食、朝食やお弁当など、さまざまな場面で使いやすい食材です。
たんぱく質は他にも、肉・魚・大豆製品・卵・乳製品などに多く含まれます。
皮膚や粘膜の健康を維持するためには、食事で栄養素をプラスするだけでなく、
こまめな水分補給で乾燥を防ぐことや、飲酒を控えることも大切です。
また、食事以外でも花粉やウイルスが付いた手で、
顔を触らないようにすることも対策に繋がります。
日常の中でできる工夫を取り入れていきましょう。
