○花粉症対策に効く食べ物・飲み物
春先になると「くしゃみが止まらない」「目がかゆい」「鼻づまりで眠れない」など、
花粉症の症状に悩まされる方が急増します。
マスクや目薬、薬に頼る対症療法も大切ですが、
実は花粉症は日々の食生活の見直しによって症状緩和が期待できます。
花粉症とは、スギやヒノキなどの花粉に対して
体が過剰反応を起こすアレルギー疾患です。
体内に花粉が侵入すると、免疫システムがそれを「異物」と判断し抗体を作ります。
再び花粉が入ってきたとき、この抗体が反応してヒスタミンという物質を放出。
これにより以下の症状が起こります。
・くしゃみ
・鼻水
・鼻づまり
・目のかゆみ
・涙
・喉の違和感
さらに近年注目されているのが「腸内環境」と花粉症の関係です。
■腸内環境と花粉症の深い関係
免疫細胞の約7割は腸に存在するといわれています。
腸内環境が乱れると免疫バランスが崩れ、
アレルギー反応が起こりやすくなる可能性があります。
また、花粉症は体内で炎症が起きている状態。
炎症を悪化させる「活性酸素」も関与しています。
つまり花粉症対策のカギは↓
・腸内環境を整える
・抗炎症作用を高める
・抗酸化力を高める
この3つが重要なのです。
●花粉症対策に重要な食生活のポイント
①腸内環境を整える(善玉菌を増やす)
理想的な腸内バランスは
善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7
善玉菌を増やすには、
・発酵食品
・食物繊維
・オリゴ糖
を積極的に取り入れることがポイントです。
②和食中心のバランス食を意識する
加工食品や添加物の多い食事は腸内環境を乱す可能性があります。
おすすめは、
・玄米
・味噌汁
・魚
・野菜のおかず
といったシンプルな和食スタイル。
基本調味料「さしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)」も、
伝統製法の無添加タイプを選びましょう。
③抗酸化ビタミンACEを摂る
花粉症は炎症状態。炎症を抑えるために重要なのが、
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
この3つを合わせて**ビタミンACE(エース)と呼びます。
④体を温める食事を心がける
体温が1℃下がると免疫力は約30%低下するといわれます。
冷たい飲み物や生野菜ばかりでなく、
・根菜類
・温かいスープ
・常温以上の飲み物
を意識しましょう。
●花粉症に効果が期待できる食べ物
1. 発酵食品(腸内環境改善の基本)
・ヨーグルト
・納豆
・味噌
・キムチ
・塩麹
発酵食品には乳酸菌や麹菌などの善玉菌が豊富。
腸内環境を整えることで免疫バランスを安定させ、花粉症症状の緩和が期待できます。
2. 根菜類(食物繊維が豊富)
・ごぼう
・れんこん
・にんじん
・大根
食物繊維は善玉菌のエサになり、腸内フローラ改善に役立ちます。
3. 緑黄色野菜(抗酸化ビタミンACE)
・ブロッコリー
・かぼちゃ
・パプリカ
・小松菜
抗酸化作用で体内炎症を抑える働きが期待できます。
4. 青魚(EPA・DHA)
・サバ
・いわし
・あじ
EPA・DHAは炎症物質の生成を抑える働きがあり、
ヒスタミン分泌抑制が期待されています。
5. バナナ(研究報告あり)
筑波大学の研究では、8週間1日2本のバナナ摂取で
スギ花粉症悪化抑制が報告されています。
●花粉症対策におすすめの飲み物
1. 甜茶(てんちゃ)
甜茶ポリフェノールがヒスタミン分泌を抑えるとされています。
100%甜葉懸鈎子のものを選びましょう。
2. べにふうき茶
メチル化カテキンがアレルギー反応抑制に期待。
3. ルイボスティー
抗酸化作用のあるSOD様酵素を含み、炎症抑制が期待できます。
ノンカフェインで安心。
4. 味噌汁(最強の花粉症対策スープ)
発酵食品+野菜+温活が同時に叶う万能メニュー。
※味噌は沸騰させないのがポイント。ンがアレルギー反応抑制に期待。
