◆脳梗塞になりやすい人の共通点◆ | セレクトショップCLASS enjoy life

◆脳梗塞になりやすい人の共通点◆

 

 

脳梗塞と聞くと、突然やってくる怖い病気というイメージが強いです。

でも、そのリスクは誰にでもあるわけではありません。

実は「脳梗塞になりやすい人」には、意外にも“ある共通点”が存在しているのです。

この共通点を知っているかどうかで、予防の第一歩が変わるかもしれません。

あなた自身や身近な人のリスクをチェックするためのポイントをご紹介。

生活を見直すきっかけにしてください。

■脳梗塞リスクに潜む共通点
脳梗塞は、脳の血管が詰まってしまうことで起こる病気。

高齢者に多いイメージがありますが、実際は30代〜40代の若いでも起こりえます。

ポイントを5つご紹介しますので、心当たりがあれば早めに検査と生活改善を。

 

1)最近血圧が高めと指摘されている
高血圧は脳梗塞の最大のリスク要因。

血管に過度な負担がかかりやすく、動脈硬化を促進します。


2)食後や空腹時にめまいや疲労感を感じることがある
口渇・多尿・体重減少・だるさなどが続く場合は血糖チェックを。

食後高血糖は自覚症状に乏しいことが多いです。

これらは糖尿病の症状可能性があり、高血糖状態が続くと血管内皮が傷つき、

血栓ができやすくなります。
 

3)高コレステロール値を指摘されたことがある
健康診断で「LDL(悪玉)コレステロールが高い」と指摘された方は、

他のリスク因子がなくても、食事療法や運動、

必要に応じて内服治療を検討する必要があります。

脂質異常症は自覚症状が全くないため、定期的な血液検査が不可欠です。


4)動悸や胸の不快感を感じることがあり、不整脈の検査をしたことがない

これらは心房細動の可能性がありますが、

心房細動は自覚がないことも多いので“脈の触診”や

簡易心電図での機会スクリーニングが推奨されます。

心房細動など不整脈を放置していると、心臓内で血の塊ができやすく、

それが脳に流れてしまい脳梗塞を起こすことがあります。
心房細動が引き起こす「心原性脳塞栓症」というタイプの脳梗塞は、

突然発症し、広範囲の脳にダメージを与えるため、重い後遺症が残ったり、

命に関わったりする可能性が非常に高いのが特徴です。

 

これらが重なることで、脳梗塞になる確率は大きく跳ね上がります。

逆に言えば、これらを意識して生活習慣を整えることが

最大の予防策につながるのです。

●効果的な予防法

脳梗塞はさまざまな原因で起こり得ますが、年齢が高くなるほどリスクも増すため、

特に40代以降は生活習慣の改善が大切です。

脳梗塞はいきなり起こるイメージがありますが、

長年の生活習慣の積み重ねが大きく影響していることも覚えておきましょう。
・血圧・血糖値・コレストロール値を定期的にチェックし医師の指導を守る

・バランスの良い食事と適度な運動を心がける
・心房細動など心臓の病気が疑われる場合は早期に検査を受ける

 

まず最初に大切なのは「血圧のコントロール」

高血圧は動脈硬化を進行させ、血管が詰まりやすくなります。

定期的な血圧測定と、医師の指導に準じた薬の服用、塩分控えめの食事が有効です。

また、規則正しい食生活もポイント。

野菜や魚を中心に、脂質や塩分の摂り過ぎを控え、バランスよく栄養を取ることが重要。

特にEPAやDHAなど血液をサラサラにする効果が期待できる青魚はおすすめ。

さらに、適度な運動も不可欠。

ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなど毎日30分程度の運動を習慣にすると

血流が良くなり血管の健康が保ちやすくなります。
アルコールの飲み過ぎは血圧を上げる原因になるため、

健康な血管を維持するのに逆効果です。

ストレス解消や十分な睡眠も脳の健康には欠かせませんので、

忙しい毎日の中でも心と体のケアを心がけましょう。

生活習慣の見直しはすぐに始められるので今日から実践しましょう。