○自律神経が乱れる原因と整える方法○
私たちの体は、意識せずともさまざまな機能を維持しています。
これを司っているのが自律神経です。
自律神経は心拍や呼吸、消化など、
生命維持に欠かせない働きを調整する重要な役割を担っています。
しかし、現代社会のストレスや不規則な生活習慣によって
自律神経が乱れることが少なくありません。
■自律神経とは
自律神経は、私たちの体内で自動的に働く神経系の一部で、
主に交感神経と副交感神経の2つに分かれます。
交感神経は活動やストレスに反応し、心拍数や血圧を上げる働きをします。
一方、副交感神経はリラックス時に働き、心拍数を下げたり消化を促進したりします。
これらの神経がバランスよく働くことで、体は健康を維持しています。
■なぜ自律神経は乱れるのか
現代社会は「自律神経を乱す原因」だらけ。
私たちの体にとって欠かせない自律神経ですが、
とても繊細で、ちょっとしたことでそのバランスが崩れてしまいます。
とくに現代社会は自律神経の乱れを引き起こす要因が揃っています。
・原因1 ストレス
精神的・肉体的なストレスは、自律神経に大きな負担をかけます。
過剰なストレスにより交感神経が優位になり、心身が常に緊張状態になることで
自律神経のバランスが崩れやすくなります。
・原因2 不規則な生活習慣
睡眠不足や不規則な食事、運動不足は自律神経のリズムを乱す主な要因です。
とくに、夜遅くまでのスマートフォンやパソコンの使用は、
交感神経を活性化させ、睡眠の質を低下させます。
・原因3 気温や気圧、環境の変化
季節の変わり目や温度差、気圧の変動など、
外部環境の変化も自律神経に影響を与えます。
とくに季節の変わり目には体が対応しきれず、疲れやすくなることも。
●自律神経を整える方法
・自律神経を整える方法1 生活リズムを一定にする
毎日同じ時間に寝起きし、食事を摂ることで自律神経のリズムが安定します。
自律神経のバランスが崩れる=交感神経と副交感神経のバランスが崩れる
ということなので、この2つの神経のバランスが大事です。
朝起きてから徐々に交感神経が働き出し、日中は交感神経の働きがピークになります。
夜になると副交感神経が徐々に働き出し、
寝ているときは副交感神経の働きがピークになります。
寝不足などで生活のリズムが崩れると、
寝ている時間、つまり副交感神経が優位の時間が短くなるため、
交感神経の働く時間が伸び、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
そしてだるい、眠れない、疲れる、動悸、めまい、頭痛、食欲不振などが起こります。
これを防ぐためには、生活リズムを一定にすることが有効と言えます。
・自律神経を整える方法2 朝起きたら太陽の光を浴びる
朝は太陽の光を浴びることで交感神経が自然に活性化し、
体内時計も整うため、1日のスタートをスムーズに切ることができます。
起きたらすぐに2~3分、朝日を浴びるのがベスト。
できれば朝起きてすぐ、2~3分ほど朝日を浴びるのが良いでしょう。
体内リズムがリセットされます。
人間の体内リズムは25時間くらいのサイクルで回っています。
1日は24時間なので、1時間ズレてしまう計算になりますが、
そのズレをリセットすることができます。
それができない場合は、起きてから30分くらい後でも、
通勤などで外に出ればOKです。
ちなみに、曇りや雨の日でも目は光を感じるので大丈夫です。
日照量ではなく、光を感じることが大事なのです。
