◇勘違いしがちな外食のNGマナー◇
気持ちよく食事をするために知っておきたい「食事のマナー」
中には、よかれと思ってやっていたことも、じつは間違っていたなんてことも。
意外に知らない食事のマナーについて、ジャンル別にご紹介。
■知っておきたい食事のマナー【和食編】
・手皿をする
箸を持たない方の手で、食べ物を受けるようにお皿代わりにする「手皿」
一見上品に見えますが、じつはNGなんです。
和食では、小皿を手に持って食べるのが正しいマナーです。
・食べ終わった食器を重ねる
食事が終わった後、下膳しやすいように食器を重ねることもNG。
片付けが楽になるように、という思いからついやってしまいがちですが、
食器同士が重なることで傷ついてしまうことがあるため、
外食時には避けるのがおすすめです。
・おしぼりで手以外を拭く
席につくとまずはじめに渡される「おしぼり」
つい手以外の場所やテーブルなどを拭きたくなりますが、
このおしぼりはあくまでも手を拭くためのもの。
手以外を拭くのはマナー違反となるので注意しましょう。
■知っておきたい食事のマナー【洋食編】
・食後にナプキンを丁寧にたたむ
食事中、膝に置いておくナプキンを食後席を立つときに
端と端をきちんとそろえてたたんでいる、という方も多いのではないでしょうか。
じつはこれ、NGなんです。
きれいにたたまずにテーブルに置くことで
「ナプキンをたたむのをわすれるほどおいしい食事だった」という意味なのです。
・ワイングラスをぶつけて乾杯する
「乾杯」と聞くと、ついグラス同士をぶつけてしまいそうになりますが、
ワインの場合はグラスが割れてしまうことがあるためNG。
ワイングラスは薄く繊細な作りをしているため、
ぶつけてしまうと割れることがあるからです。
グラスはぶつけずに、相手と目を合わせて「乾杯」というのがマナーです。
・ワイングラスに手を添える
ワインを注いでもらうとき、ついワイングラスに手を添えてしまいがちですが、
じつはこれもNGなんです。
ビールや日本酒はグラスやお猪口に手を添えるのが一般的ですが、
ワイングラスは手を添えずに、テーブルに置いたままでOK。
ソフトドリンクや水の場合も同様です。
ついついやってしまう行為の中に
NGマナーが含まれていて驚いた方も多いのではないでしょうか?
正しい食事のマナーを知って、おいしく楽しく食事しましょう。