○胡椒の効果○
胡椒は世界四大調味料の一つで、香辛料や漢方としての需要が高まり、
ヨーロッパでは通貨として使用されていました。
江戸時代には、ご飯とだし汁と合わせて暑気払いとして食べられていた胡椒。
■胡椒の効果
・抗菌、防腐作用
まず抗菌、防腐効果は胡椒の起源としては有名なことです。
お肉を腐らせずに長期間保存するため利用されていました。
この作用は体内でも同じく作用し、
体内から細菌を追い出す作用があるとされています。
・血行促進、ダイエット効果
胡椒に含まれるピペリンという物質は、血管を広げて血流を良くする作用があります。
冷えやこりの緩和に効果があるとされています。
またピペリンが交感神経を刺激することで
アドレナリンが分泌されて脂肪分解酵素が活発になります。
・食欲増進、消化機能アップ
香り成分や、辛味による刺激が胃腸の蠕動運動を活発にし
食欲、消化機能のアップが期待できます。
・リラックス効果
胡椒の香り成分は神経をリラックスさせ、怒りや不安を和らげる作用があります。
ピペリンには気分を上げてくれるホルモン(セロトニン、エンドルフィン)を
増やしてくれる作用があります。
・防虫作用
食べるだけでなく、多くの害虫は胡椒の香りを嫌うため、
衣服の虫食い防止の為にクローゼットに入れておくことも効果的です。
食べすぎ取りすぎ注意ですが、
梅雨、夏を乗り切るために胡椒を取り入れてみてください。