○明日2月4日は立春
明2月4日は立春の日です。
立春は、二十四節気において春の始まりとされる日。
節分の翌日です。
【立春大吉】
立春大吉の意味は
「新年の始まりに人々や社会の幸せを祈る」こと。
昔は、1月1日ではなく、立春を新年としていたのです。
その風習から、立春大吉という言葉があるのです。
立春大吉とは、除災招福の意味もあります。
悪いことを寄せ付けずに、良いものを寄せ付けるという意味ですが
非常に縁起のいいものとされていて、福を招きます
立春大吉のお札には、悪いものが入ってこないようにするという意味があります。
つまりは、魔除けのような役割をしています。
立春大吉という文字は左右対称の文字。
この左右対称というのが実はとても大事になってきます。
その昔、鬼が「立春大吉」と書いているお札がある家に入ります。
鬼は家に入ったあとにふとお札のほうに目をやると、
まだ立春大吉のお札があることに気づきます。
「あ、まだこの家入ってないや。」と思った鬼は
間違えてドアから出て行くということがあったのです。
実はこれは、立春大吉の文字が左右対称のために、
裏から見ても表から見ても、鬼にとっては同じだったのです。
入ってきたのにまだ入っていないと勘違いした鬼は自分から出ていったため、
立春大吉は魔除けとして使われるようになったのです。
■立春大吉のお札の貼り方
・お札を貼る時期
立春大吉のお札を貼る時期は立春の期間内。
立春の期間というのは2月4日~2月18日までです。
・お札を貼る場所
立春大吉のお札を貼る場所は、家の入り口、つまりは玄関です。
門に貼るのもおすすめです。
家の中の鬼門にあたる場所に貼るのもいいでしょう。
家の中の鬼門とは、北東にあたる位置です。
ここから悪い運気が入ってきやすくなるため、
入らないように立春大吉のお札で阻止するのです。
・お札の貼り方
まずは貼る位置を決めてください。
その位置に、テープやのりを使って貼っていきます。
お札に穴をあけるのはよくないので、お札に直接画鋲をささないようにしてください。
貼るときは、目線よりも上に貼ります。
玄関に貼る場合は、向かって右側に貼り外側に向けて貼るようにしましょう。
斜めになったりしないように、真っ直ぐにお札を貼っていくことも大事。
・お札はいつまで貼るの?
1年間はそのままで大丈夫です。
その後、1年たったら神社などでお清めをして処分してもらいましょう。
立
春
大
吉
このように墨で半紙か和紙に書き、立春の日に一年間貼っておきます。
可能な限り左右対称となるように書いて下さい。