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○たるみを改善○

 

 

顔の「たるみ」は、実年齢よりも老けた印象を与える原因のひとつです。

「加齢による変化はしかたがない」とあきらめてしまいがちですが、

実は、顔のたるみの原因は加齢だけでなく、

生活習慣の影響も大きいといわれています。

 

■老け顔の大きな原因は「たるみ」
老け顔には、シワやシミ、くすみといったいくつかの原因があります。
なかでも、顔の印象を大きく左右するのが、たるみです。

目元のたるみは目のまわりを暗く見せ、

口元のたるみは口角が下がっているように見せます。

また、頬のたるみはほうれい線が目立ち、より老けた印象を与えます。

◆「たるみ」は加齢だけが原因ではない
顔のたるみが起こるのは、肌の弾力を支えている真皮層の

コラーゲン・ヒアルロン酸の量や質の低下が原因のひとつといわれています。

これは、加齢だけでなく、食生活の乱れや血行不良による栄養不足、

紫外線やストレスなどによって発生した活性酸素によるダメージで起こります。
また、顔の筋肉が衰え、肌全体を支えるのが難しくなると、たるみが生じます。

表情が乏しかったり、咀嚼の少ない柔らかい食べ物を中心とした食生活をしたりしていると

筋肉が衰えやすくなり、たるみを加速させてしまいます。
血行不良によるむくみも肌に老廃物がたまりやすくなり、たるみの原因になります。

■若々しいフェイスラインを保つ秘訣
生活習慣を見直し、肌や筋肉の機能を回復することで、

老化のスピードを遅らせて若々しく見せることは可能です。
◆スキンケアで血行促進
オイルやクリームを顔全体になじませ、顎先・口角の横・小鼻の横から

それぞれこめかみに向かって、らせんを描くように頬を引き上げます。

頬はたるみやすいので、痛くない程度にやや力を入れるのがポイントです。

筋肉のコリがほぐれると、血行やリンパの流れが促進され、むくみの防止になります。

◆咀嚼筋を鍛える
特別なエクササイズをしなくても、食事中の咀嚼を増やすだけで

側頭筋、表情筋、斜角筋、胸鎖乳突筋といった

首から上の筋肉を鍛えることができます。
ポイントは、咀嚼筋の1つである「咬筋」をしっかりと使うことです。

奥歯を噛みしめたときに顎の外側で動くのが咬筋です。

咬筋を正しく使うことで、それに連動している顔や頭、首の筋肉に刺激を与えます。

咬筋を正しく使うには、よい姿勢を心がけ、片方の歯だけで咀嚼せず、

両方の歯を均等に使うことが大切です。
咀嚼回数の目標を決めたり、ひと口ごとに箸を置いたりして早食いを防止するなど、

よく噛むための工夫をしてみましょう。

 

■顔のたるみ改善に役立つ春の食材はサワラ
顔のたるみにおすすめの食材は、

3~5月に獲れ、柔らかく淡白な味わいが特徴の「サワラ」です。
サワラに豊富に含まれるたんぱく質は真皮や筋肉の材料になるため、

肌のハリには欠かせません。さらに、サワラに含まれるDHAには、

血管の弾力や赤血球の柔軟を高めて毛細血管の血流を促進する働きがあり、

肌のすみずみに栄養を届ける手助けをします。
DHAは水や油に流れ出やすい性質があるため、

刺身で食べるのが望ましいですが、加熱調理をする場合は、焼き物がおすすめです。

煮物や汁物にする場合は薄味にして、

DHAが流れ出た煮汁ごと食べるようにするといいでしょう。

 

■美しさ・若さを保つには漢方薬で原因にアプローチ
顔のたるみの原因は、血行不良や乾燥、ホルモンバランスの乱れ、

紫外線による肌へのダメージなどが考えられています。
そんなたるみの原因に漢方薬でアプローチする場合、

血行をよくして肌に栄養をいきわたらせる、

肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復する、

水分の循環をよくして肌に潤いを与える、

ホルモンバランスの乱れを整える

といった働きのものを体質に合わせて選びます。

 

◆たるみに悩む人におすすめの漢方薬2つ
・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
水分代謝を促すことで、肌の表面に滞った老廃物の排出を促す漢方薬です。

肩こり、頭重、めまい、冷えのぼせなどの症状がある人に用います。

・当帰飲子(とうきいんし)
「血(けつ)」を補って、肌に潤いを与える漢方薬です。

冷えを感じている人に用います。

◆漢方薬を始めるときの注意点
漢方薬は食事の工夫などでは不調が改善しなかった人でも

効果を感じる場合が多くあります。
ただし、漢方薬はその人の体質に合っていないと、

よい効果が見込めないだけでなく、副作用が起こることもあります。

自分に合う漢方薬を見つけるために、

服用の際は漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するのが安心です。