◇意外な更年期の症状◇
更年期になると、これまでなかった変化を感じて戸惑う方も多いと思います。
そのなかでも意外なものが更年期症状の可能性も。
原因を知って対処法を実践してみましょう。
■あまり知られていない更年期症状3つ
更年期には心やからだにさまざまな変化があらわれます。
あまり知られていない更年期の症状をご紹介。
●肌の乾燥・かゆみ
更年期になると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減ることで、
肌の乾燥やかゆみが生じる場合もあります。
エストロゲンは、肌内部でコラーゲンの生成を促し、
肌の弾力や潤いを高める働きをもっています。
そのため、エストロゲンが減少すると肌は乾燥しがちになり、
かゆみや湿疹が生じやすくなってしまうのです。
●体臭
更年期症状のひとつとして体臭が挙げられます。
ホルモンバランスは自律神経と深く関係しており、
更年期にはホットフラッシュといってのぼせやほてりを感じたり、
汗を大量にかいたりする現象が起こりがちです。
ホットフラッシュによる汗は、加齢による脂肪酸を含んだベタベタ汗とは違い、
サラッとしてにおいも強くはありません。
しかし、かいた汗をそのままにしておくと雑菌が繁殖し、
悪臭を放つことになるのです。
●記憶力・集中力の低下
さらに更年期には、記憶力や集中力の低下が気になる場合も。
エストロゲンには、脳を健康にするはたらきがあります。
更年期にエストロゲンの分泌量が減ることで、
脳の働きが低下してしまうと考えられるのです。
それ以外にも、更年期のゆらぐ心身へのストレスや不眠によって、
脳が疲労しやすいことも要因のひとつといえます。
■更年期の不調に負けない対策方法
・入浴と保湿をしっかり
肌を清潔に保つためや、血行をよくするために入浴は有効です。
保湿成分の入った入浴剤を活用するのもおすすめです。
乾燥肌の方は熱すぎるお湯を避け、
38度程度のぬるめのお湯に浸かってリラックスしましょう。
そして、入浴後はすぐに保湿剤を全身に塗るようにします。
できるだけ肌を刺激しないように、
こすらず、優しく丁寧に塗るようにしてください。
・体温調節しやすい服装を
ホットフラッシュを感じたときに、
着ているカーディガンなどを脱いで素早く体温調節することで
汗をかきにくくすることができます。
服の素材は化繊よりも天然素材の方が通気性もよく、
敏感肌に優しいのでおすすめです。
また、かいた汗は雑菌が繁殖する前に早めに拭き取りましょう。
汗とりパッドも便利です。
・ストレスや疲労をためない
脳のリカバリーのために、質のよい睡眠はとても重要です。
規則正しい生活と運動をすることで、睡眠リズムは整っていきます。
また、液晶画面から発せられるブルーライトは脳を興奮させて寝付きにくくするため、
寝る前の数時間はなるべく画面を見ないことです。
さらに、ストレスや疲労をためないことも大切です。
自分にあったストレス発散法を見つけておくといいです。
カラオケに行ったり、気の合う友人たちとお食事会をしたり、
コンサートで美しい音楽にふれたり。
自分のためのご褒美時間を、ぜひ作ってみてください。
ご紹介した気になる症状は、更年期を過ぎればおさまる場合もありますが、
さまざまな要因が絡んで症状が続くこともあります。
更年期を過ぎてもつらい症状が続くようならば、
皮膚科や婦人科で一度診てもらうことをおすすめします。
