◆「片付けられない人」と「片付けられる人」◆
「いつも家の中が散らかっている」
「整理整頓が苦手」など、
自分のことを「片付けられない人」と
自覚している人は少なくないと思います。
■散らかっている部屋で育った経験
片付けられない人の中には
そもそも物を捨てるのが苦手。
『小さい頃から散らかっている部屋で育った』
『親が全てやってくれたから、
自分で片付けをすることなく育ってきた』など、
子どもの頃の環境は大きく影響します。
物を捨てるのが苦手な人がよく口にするのが、
整理を妨げる3大ワード↓
『もったいない』
『いつか使うかも』
『まだ使えるかも』です。
■「片付けられない人」と「片付けられる人」の決定的な違い
【物を使うか、使わないか】
整理が苦手な人は家の中に物を“招き入れ”はするものの
それを圧倒的に使っていない傾向があります。
衝動買いなどで「本当に使うかどうか」の判断が鈍り
「買ったこと」に満足して、
物は使わない傾向があります。
一方、苦手でない人は
必要な物だけで暮らしているため
使っていない物が少なく執着もしません。
【片付けるタイミングが早いか、遅いか】
片付けられる人は物を使った後、
すぐに片付ける人が非常に多いです。
逆に、苦手な人は
「あとで戻せばいいや」と思いがちで、
物を元の場所に戻すタイミングが遅い傾向にあります。
片付けは後回しにすればするほど
どんどん面倒になっていくもの。
結果、物が戻されることはなく、
部屋の中が散らかっていきます。
【「置き場所」が決まっているか、いないか】
片付けられる人の部屋は
物の置き場所がしっかりと決まっています。
定位置があるからこそ、使った物を元に戻せるのです。
一方、苦手な人の部屋は
使った物を戻す場所が決まっていないため
「使った後もそのまま」
「置き場所が毎回違う」ということが起こります。
その結果、散らかりやすくなり、
捜し物の頻度が増えるのです。
■「片付けよう」と思ったとき行うべきこと
整理収納とはまず、『整理』をしてから
『収納』をすることを意味する言葉です。
使っていない物が混ざらないよう、まずは整理をして
不要な物を手放す必要があります。
手放すかどうかを判断する基準は
『使わなくなってから1年』です。
また、『物の住所』を決めることも大事です。
【片付けのハードルを上げない】
片付けが苦手な人は
きっちりとした細かい収納は目指さず、
「置き場所を決めたらポンポン入れるだけ」
などのざっくりした収納でもよしとしましょう。
ハードルは上げず、自分の負担にならない範囲での
継続が結果的に成功へとつながります。
【置き場所とタイミング】
物を元に戻すために定位置を決めましょう。
そして、スーパーや旅行から帰ったら、
腰を落ち着ける前に袋から物を出し、
サッと片付けてしまうのがおすすめです。
『片付けタイミング』の早さを意識するだけで
部屋の散らかり具合は変わります。
寝る前に『部屋を振り返る』こと。
自分の部屋を客観的に見ることで、
ソファに衣類、ダイニングテーブルには郵便物などが
置きっ放しになっていないか
チェックする習慣を身につけましょう
焦らず、日常の中で意識を変えていくことです。