〇免疫力を下げないためにできる小さな習慣〇
落ち着かない日々が続きますが
手洗いなどの予防とともに
ウイルスなどに負けない体づくりをしていきたいです。
免疫力を下げない方法のひとつでもある
「身体をあたためること」をテーマにご紹介。
体温が1度あがると
免疫力が5倍あがるとも言われています。
平熱が低い方などは
ぜひ実践して36度台後半を目指しましょう。
仕事など日々頑張りすぎたり無理をすると
血管が収縮して、血流が悪くなり低体温になります。
逆にまったく頑張らず
運動もせずダラダラすごしていると
血管が開きすぎて代謝が抑制され、
こちらも低体温になってしまいます。
低体温は免疫力が下がってしまうので
日々頑張っている人は
意識的に休息する時間を取りましょう。
そしてついついダラダラしてしまう人は
一駅分歩いたり、
何か新しいことをはじめるなどもおすすめ。
適度な運動と、血流を良くして
身体をあたためる工夫を実践していくことが
プラスになります。
カラダを内側から温めて
ウイルスに負けないカラダとココロを目指しましょう。
■適度な運動で筋肉を落とさず内臓も元気に
適度な筋肉量を保つこと、
そして適度な運動が身体をあたためるためには
一番効率的。
体脂肪率が高いとそれだけでも冷えやすくなります。
低体温の人は血流が悪く
内臓の機能もしっかりと維持できません。
血流が少ないので常に生まれ変わる細胞分裂も
うまくいかなくなります。消化管自体を
直接的に鍛えることはできませんが、
筋肉を落とさないようにして、
適度な運動をすることで
粘膜の血流をよくしていくことはできます。
少し汗ばむくらいの運動を1日1回してみましょう。
例えばエスカレーターやエレベーターを使わず
階段を段とばしで上がるのもおすすめです。
ストレスになるほど頑張ると
それも免疫力低下につながりますので
疲れを残さない程度の運動を
休息をとりながら行いましょう。
■夜更かしをしない
夜更かしをすると日中体温があがらなくなり、
低体温でずっとぼんやりしてしまうので
活動量も減り、ますます体温があがりにくくなります。
夜更かしは自律神経も乱れやすいので
早寝早起きを心がけて
体温を正常にあげていきましょう。
■大きな血管を阻害しない姿勢
仕事に集中していたり、長時間の移動中や、
家でリラックスしているときなど、
ついつい腰が丸まり、骨盤の真ん中の
仙骨のあたりで身体を支えていませんか?
座るときは座骨を椅子の座面に立てるように
骨盤を立てて座り、頭のてっぺんが
天から吊られているようなイメージで座りましょう。
背骨が柔らかいS字カーブを描き、
内臓や大静脈や大動脈など
大きな血管を圧迫しない座り方になります。
■冷やさない服装
まずは内側からあたためるために、血流を阻害しない
締めつけのないサイズを選ぶのがとても大切です。
お腹周りをあたためると効率的なので、
寒い日や短いスカートをはくときなどは
腹巻でおしりまでをすっぽりと覆ったり、
ショートパンツタイプの
あたためインナーを履くのがおすすめです。
露出しているところから冷えるので、ストールなど
着脱できるアイテムを持ち歩くのも◎
■冷たいものを飲食するときは工夫をする
水分は一度に大量にとると冷えやすいので
こまめに少しずつとりましょう。
寒いときはなるべく冷たいものを避け、
飲み物はあたたかいものか常温でとりましょう。
もし冷たいものを頂いたときは
あたたかいもので締めるなどの工夫を。
■肩や腰などのコリを放置しない
痛みがあるほどのコリがある場合は、
筋肉も血管もかなり固まって血流が悪くなっています。
同じ姿勢が続かないようにすることで
ある程度予防できます。長時間の座位は
骨盤底などにも負担が大きいので、
仕事中も立ち上がって軽いストレッチをしたり、
休憩時間を決めて
数分でいいので歩くなどを取り入れてみてください。
■湯船につかってマッサージ
お風呂にゆっくりつかると血管が拡張して
それだけでも血流がよくなります。
肩こりなどの不調がある方は湯船につかりながら
セルフマッサージをするのもおすすめ。
カラダを休める時間をしっかりとることは
こころの健康を保つためにもとても大切。
不安やイライラも自律神経を乱して
免疫力を下げてしまうので
自分を労わる時間をとりましょう。
できるものからぜひ実践してみてください