◆背中の「ぜい肉」がつく原因と取り除き方◆
女性なら誰でも気になる背中の脂肪は
インスリン抵抗性、高テストステロン、
耐糖能低下だけでなく糖尿病、
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、
不妊リスクの上昇にも関連するから無視できない。
気になる背中の脂肪への対処法をご紹介
■背中に脂肪がつくのはナゼ?
背中の脂肪は時間をかけて
ゆっくり蓄積していきます。
糖の摂りすぎ、カロリーの過剰摂取、
老化による基礎代謝の低下が主な原因です。
30歳を過ぎると10年ごとに
脇腹や腰、背中のぜい肉が落ちにくくなるんです
残念ながら部分痩せは不可能なので、
特定の部位だけでなく
全身の体脂肪を減らさなければならない。
背筋を使わずにいると
筋力が衰えて締まりがなくなる。
体の前面と異なり、背面の筋肉は
意識的に鍛えないと忘れられがち。
脂肪がつくというより姿勢のせいで筋力が衰え、
柔らかい皮膚がシワになったり
膨らんだりすることもある。
引き締まった背中を維持したければ
日頃から背筋をピンと伸ばすこと。
■背中の脂肪を健康的に取り除くには
エクササイズは
体脂肪を筋肉に変える上で重要ですが
最も効果的なのは食生活を変えることです。
不健康な食生活を
エクササイズで相殺することはできません。
よって、余分な体脂肪を減らすカギは
マインドフルな栄養管理を行い
野菜と自然食品が豊富な
バランスの良い食事をすることにある。
自分の身長と性別に必要なカロリー、
女性なら通常1,450~2,000kcal)を
確実に摂取すること。
糖の摂取量には特に注意してください。
それがグラニュー糖であろうと、パン、お米、
パスタであろうと、糖を摂りすぎれば
ホルモンバランスが崩れ、
グリコーゲンとして貯蓄されているグルコースが
脂肪酸として脂肪細胞の中にたまってしまいます。
■全身の脂肪を落とせば背中の脂肪も落ちる
背中のエクササイズだけで
背中のぜい肉を取り除くことはできないけれど
体脂肪を全体的に減らせば、
必然的に背中もスッキリ。
また、健康的な体脂肪率を維持すれば
太りすぎに関連する病気、心疾患、脳卒中、
2型糖尿病などのリスクも低下する。
体脂肪は、皮膚をつまんで
皮下脂肪の厚さを測る皮脂厚計でも測定可能。
また普段から、ウエストサイズが
身長の半分以下であることを確かめて。
■背中のぜい肉対策にピッタリのエクササイズは?
特定のエクササイズで背中に効く
ワークアウトを取り入れることは可能。
ダンベルエクササイズ、自重エクササイズ、
中強度のスプリントを組み合わせた
インターバルトレーニングなら
カロリーが消費されるだけでなく筋量もアップする。
中のシェイプアップには、プルアップ、ダンベルや
ケーブルを使ったリバースフライがおすすめです