◇内臓脂肪は簡単におとせる!いますぐやるべきこと◇
■内臓脂肪チェックリスト・女性の隠れ肥満は危険!
基本的に、女性は男性よりも
内臓脂肪がつきにくい体質。
それは女性ホルモンの働きのおかげ。
しかし、隠れ肥満は増え続けているそう。
自分に内臓脂肪がついているかどうか?
次の項目が一つでも心当たりのある人は、
内臓脂肪が意外についている可能性があります。
チェックしてみましょう![]()
〇内臓脂肪チェックリスト
□横から見ると胸よりお腹が出ている。
□20歳時とくらべて10キロ以上増えた。
□健康診断で血圧、血糖、脂質の数値が上がってきた。
□洋菓子、果物、アルコールが好き。
□便秘がち。下半身がむくむ。
□階段をあまり使わない。
女性は腹囲90センチ以上だと
内臓脂肪が付いている目安とされていますが、
痩せていても上記の項目に当てはまるものがあれば
隠れ肥満=内臓脂肪過剰を疑いましょう。
女性は生まれたときから皮下脂肪が多く、
男性とくらべて内臓脂肪がなかなかつきません。
これは、女性ホルモンであるエストロゲンのおかげです。
エストロゲンには、内臓脂肪の分解を促して
皮下脂肪に変える作用があるからです。
また、エストロゲンには血圧を下げたり、
動脈硬化を防いだりする働きもあり、
生活習慣病から女性を守ってくれています。
閉経をむかえると女性ホルモンが少なくなるため、
女性にも内臓脂肪が付いてきます![]()
しかし、若い女性も油断できません。
脂肪を摂取し過ぎれば年齢にかかわらず
内臓脂肪が増えます。
また、意外に多いのが無理なダイエットです。
じつは、女性ホルモンは卵巣だけでなく、
女性に多い皮下脂肪でも作られています。
そのため、ダイエットし過ぎて
皮下脂肪を落としてしまうと女性ホルモンが減って
内臓脂肪が増えてしまうのです。
増えた体重のうち、
6割が内臓脂肪の重さだといいます。
もし20歳以降に10キロ増えたとしたら
6キロは内臓脂肪なのです!
■内臓脂肪がつきやすい人、つきにくい人の違いは?
これはずばり、食事の内容と運動習慣の違いです![]()
動物性脂肪をよく食べ、
カロリー摂取が多い食生活の人は
内臓脂肪がつきやすいですし、
駅ではエスカレーターを使うなど、
普段からあまり運動をしない人は
内臓脂肪が落ちにくいといえます。
動物性脂肪や過度な植物性脂肪、
いわゆる油はすべて内臓脂肪を増やす原因に。
では糖質はどうなのでしょう?
糖質制限で体重が減る人は確かにいますが
内臓脂肪が減ることは考えにくいです。
糖質を減らし、肉はOKという食事習慣は
内臓脂肪という観点ではおすすめできません![]()
内臓脂肪をつきにくくする食事のポイントを2つ![]()
・まず、早食いをしないこと。
早食いをすると脳の満腹中枢が働く前に
必要以上に食べてしまい、肥満につながります。
食物繊維が多い野菜、海藻、
キノコ、豆類などの食品は
しっかり噛まないと飲み込めず、
噛むことで満腹中枢を刺激できるので
先に食べると早い段階で
食欲にストップをかけられます。
野菜は大きめに切るのが早食いしないコツ。
食べにくく、噛む回数を増やすことができます。
・次に、お腹がすいていなければ食べないこと。
今の時代には、普通に食べていれば
栄養不足になることは考えられません。
朝食を食べないほうが体調がいいなら
無理に食べなくても構いませんし、
あとでお腹がすくのを心配して
先回りして食べる必要もありません。
体にはエネルギーの備蓄があるので
健康な大人であれば、
一食くらい食べなくても問題ないのです。
食べているうちに満腹を感じたら
そこでやめるのも大切です。
■内臓脂肪はすぐに減らせるのか?
増えすぎた内臓脂肪は危険ですが、
じつはすぐに減らせるという特徴も。
どんなに内臓脂肪がついていても
簡単に減らすことができるのです。
内臓脂肪も皮下脂肪も
1キログラムにたくわえているエネルギーは
同じ7000kcalですが、
内臓脂肪は皮下脂肪とくらべ
脂肪の分解と合成を活発に行っています。
食べ過ぎるとすぐ付いてしまう一方で、
体内でエネルギーが不足すると
すぐに分解されて体のエネルギー源になります。
つまり、効果的に取り組めば
皮下脂肪より先に落ちるのです。
このことから、内臓脂肪を
「出し入れしやすい普通預金」
皮下脂肪を「出し入れしにくい定期預金」
にたとえることがあります。
内臓脂肪がついたとしても、食事と運動の見直しで
必ず減らすことができるのです![]()
■内臓脂肪をなくすために、いますぐやるべき10のこと
今日からすぐにできる、内臓脂肪を減らすための
10のアクションをご紹介します![]()
1)ごはん+味噌汁の組み合わせが基本
ご飯+お味噌汁が和食の基本です。
ご飯は何にでも合うので、
さまざまなおかずを組み込むことができます。
また、おかずを自由に追加して栄養バランスを
簡単に取れるのも和食の長所の一つです。
ごはん+味噌汁の基本を習慣にしましょう。
2)魚を週4回食べる
特に青魚に多く含まれるDHAとEPAは
中性脂肪を減らすことで
内臓脂肪をつきにくくしてくれます。
とくにDHAとEPAが多いのが背中の青い魚、
サバ、サワラ、イワシ、サンマ、ブリと鰻です。
3)肉、乳製品を控える
肉と牛乳、乳製品は脂肪が多く、
内臓脂肪が付きやすいうえに、
これらの食品に含まれる脂肪は
コレステロール値を上げやすいという欠点があります。
同じ部位に含まれる脂肪の量は
牛肉>豚肉>鶏肉なので
可能なかぎり牛肉を鶏肉に代えてください。
調理法の工夫も大切です。
できあがった料理に含まれる脂肪の量は
揚げる>焼く>煮るの順で少なくなります。
4)大豆製品を毎日一品食べる
5)トーストを4枚切りから6枚切りにする
6)果物より野菜、海藻を食べる
果物には、糖の一種である
果糖という成分が多く入っていて
この果糖は肝臓で中性脂肪に変化します。
とくに日本の果物は甘いので
野菜の代わりにはなりません。
ビタミン、ミネラルは野菜から、
食物繊維は海藻から摂るのを優先させてください。
7)アルコールは週に5合まで
アルコールは肝臓で分解されるときに
飲んだ量に比例して脂肪が作られます。
また、食欲を高める作用もあります。
アルコール飲料による違いはなく、一週間の合計で
日本酒なら5合が限度です。
(日本酒1合がビール/発泡酒中びん1本、
焼酎0.6合、ワイン4分の1本、
缶チューハイ1.5缶に相当)
8)食生活は一週間単位で考える
1食ごとに栄養のバランスを取ろうとしたり
一回食べ過ぎたからダイエットに失敗したと
悲観して挫折する人がときどきいます。
食生活は一週間単位、一ヵ月単位で考えてください。
昼に食べ過ぎたら夕食を軽くすればよいし、
飲み会があったら一週間用心して過ごせば
いくらでも挽回できます。
簡単な食事日記を2週間でよいのでつけてみると
自分の食事パターンが見えてきます。
9)よく眠る
睡眠不足は内臓脂肪を増やします。
食欲を刺激するホルモンが増えると同時に、
満腹感をもたらすホルモンが減ってしまうため
食べても満腹感が得られず、
つい食べ過ぎてしまうから。
実際に、睡眠時間が短い人ほど
肥満度が高いことが確かめられています。
10)一日あと3000歩多く歩く
内臓脂肪を減らすには
腹筋運動が有効だと誤解する人が多いのですが
筋トレだけで内臓脂肪を減らすことはできません。
基本はウォーキングとかジョギング、サイクリング、
水泳などの有酸素運動です![]()
細切れでもかまわないので息が切れる程度の運動を
毎日トータル30分以上行ってください。
3000歩余分に歩くと、
だいたい30分有酸素運動することになります。
ラジオ体操は筋トレ要素と有酸素運動要素が
組み込まれているのでおすすめです。
駅やオフィスで階段を使えば、
日常に有酸素運動を無理なく組み込めます。
「まだそんなに太っていないから」と油断は禁物![]()
過剰な内臓脂肪は、
今も悪い物質を体内に流し続けているのですから。
