◆乱れた食生活が心の病に与える恐ろしい影響とは!◆
「心の病気」にも食生活が影響!
鬱病を悪化させる食品と改善する食品
ストレス社会の現代、
心の病で悩んでいる人も少なくないでしょう。
うつ病の原因は様々ですが、
外的要因、内的要因が重なり合って起こるものであり
単純に一つの原因を無くせば
劇的によくなるというわけではなさそうです。
では、うつ病にならないためには
どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
ストレスに負けない心身をつくるためには、
食生活も大切になってきます。
■うつ病の原因とは?
うつ病の原因を調べる研究では、
脳の神経細胞における情報の伝わり方に
異変が生じていることが報告されているそうです。
神経の細胞から細胞へ情報を伝えているのが
“神経伝達物質”と言われる物質です。
その中でも“セロトニン”と“ノルアドレナリン”は、
気分や意欲・記憶など、
感情に関わる情報の伝わり方を
コントロールしていると言われています。
うつ病になると、
このセロトニンとノルアドレナリンの量が減って
情報がうまく伝わらない状態になっているために、
様々な症状が現れると考えられているそうです。
うつ病の原因は様々ですので、
単にセロトニンやノルアドレナリンを増やせば治る
というものではありませんが、
少なくとも、セロトニンやノルアドレナリンの量を
整えることができれば、
うつ病になりにくい状態にすることは
可能ではないかと考えられます。
■セロトニンの材料となるたんぱく質を多めに
人間の体は、当然ですが食べたもので作られます。
神経伝達物質も食事で摂ったものが材料になります。
ということは、食事に気をつけることで
改善できることも多いと考えられます。
セロトニンやノルアドレナリンは
アミノ酸(タンパク質)でできています。
中でも代表的なものとして、
アミノ酸の一種である“トリプトファン”が
セロトニンの材料なのですが、
このトリプトファンの摂取が少ないと
うつ病になりやすくなります。
トリプトファンを多く含む代表的な食材は
大豆、豆腐、きな粉、海苔(海藻)、ゴマ、
落花生、ナッツ類、バナナだそうです。
良質なタンパク質を摂ることが大切だということです。
■野菜や魚介類中心の食事を心がける
アミノ酸の他に、ビタミンB群・ビタミンC・
カルシウム・マグネシウムなどは
トリプトファンの働きをよくするそうです。
野菜や魚介系中心の食事、
さらに完全栄養食といわれる玄米を摂るとよいそうです。
脳細胞は60%が脂質でできていると言われています。
良質な油を摂ることはとても大切です。
日本人の多くは、
サラダ油などのオメガ6は摂り過ぎているので、
DHAやEPAなど青魚系に含まれる
オメガ3を極力摂りたいところです。
セロトニンは脳や腸内で作られると言われていますので、
腸内環境を整える発酵食品や、
食物繊維を多く含む食品も積極的に食べましょう。
■うつを悪化させてしまうNG食品とは
一方で、うつの症状を悪化させてしまう食品にも
気を付けたいところ。
これらの必要な栄養素を浪費させてしまう食品も
覚えておきましょう。
代表格は何と言っても白砂糖です。
白米・小麦粉等精製された食品も同様です。
ビタミンB群を大量に浪費させます。
さらに加工食品やスナック菓子には
必ず入っている化学的な食品添加物も
ビタミンB群を浪費させます。
また、マーガリンやショートニングに代表される
“トランス脂肪酸”を含む食品も
避けた方が賢明だそうです。
玄米、野菜、大豆、魚介類を中心とした
“手作りの和食”は、体だけでなく
心も整えてくれる素晴らしい食事なのです。
忙しくて手軽な加工食品ばかりで
済ませてしまいがちだという人は、
これからの健康も考えて、
食生活を見直してみましょう。
