◇「老眼」は40代から!東洋医学からみた対処法◇
「暗い所で新聞や本が読み難くなった」
「スマホなど携帯電話への入力速度が落ちた」
「メガネを外した方が文字が見えやすい」
「最近目の疲れや肩こりが強い」
これらの症状がある場合、
老眼が始まっているかもしれません。
老眼は早い人は30代後半から、
多くは40代半ばからおこります。
老眼は誰も避けられません。
◆老眼は眼の老化
老眼は、目の水晶体の弾力性がなくなる、
水晶体を支える毛様体が衰える、といった理由で
ピントの調整力が低下し近い所が見えにくくなる症状です。
一番近い所ではっきりと見える場所は、
20代までは30cm程度ですが、
30代後半から40代にかけてその距離が離れていきます。
症状が現れても自覚がない場合や、対処を怠った場合、
目の疲れのほかに強い肩こり・頭痛・吐き気・めまいなどを
おこすことがあります。
老眼を防ぐことは出来ないので、
進行を遅らせ症状を出来るだけ軽くすることが大切なのです。
◆東洋医学から老眼を診ると対処法がわかる
東洋医学では目は五臓の中で“肝”に関係します。
“肝”の働きが衰えると見る機能が落ちます。
逆に、目を酷使することで“肝”の働きが低下します。
このように目と“肝”は密接な関係にあります。
老眼の進行を遅らせるためには、
まず眼精疲労を回復させることが重要になります。
目の疲れにより“肝”に負担がかかってしまうと、
その蓄積で眼の老化が進むと考えられるからです。
現代では、パソコンやスマホなど
仕事や生活でも眼を酷使していますから、
一定時間モニタを見ない時間を設けるなど
定期的に眼を休めることが必要です。
また“肝”はストレスに弱い臓器です。
特に精神的なストレスによるダメージを受けやすく、
感情の起伏だけでも負担がかかります。
ストレスを無くすことは難しいですが、
ダメージを受けた後の回復を早くすることが大切です。
なるべく心的ストレスを発散させ感情を安定させることで、
“肝”への負担を軽くすることができ、
目の老化を防ぐことに繋がります。
食事も目の老化を防ぐのに重要です。
ビタミンB群は“肝”の栄養となります。
また“肝”と密接に関係する“脾”にとっても栄養となります。
またビタミンB群は、
水晶体や毛様体の成分であるタンパク質の吸収を促進し、
血流をよくして目の疲労を回復させる効果もあります。
◆老眼鏡を上手に使う
老眼鏡を上手く使うことでも老眼の進行を防ぐことができます。
老眼鏡を使うことで眼の負担を軽くし、
“肝”にかかる負担を軽減します。
ただし老眼は見る距離によって
眼鏡の度数が変わってくるという厄介な症状です。
老眼鏡は決まった距離を見るための物で、
その距離よりも遠くや近くを見るという行為は、
度数のあわないメガネをかけているということになります。
それでは逆に症状を悪化させてしまう原因になります。
パソコン・読書・外出先など、使う場所や利用法によって
それぞれの老眼鏡を用意するのが良いでしょう。
上手く老眼鏡を使って目にかかる負担を減らし、
老化を防ぐことができます。
老眼は誰にでもおこるものですが、
進行を遅らせることは可能です。
「老眼かも」という症状を感じたら、
早期に老眼を自覚してすぐに適切な対処することが重要です。
