ルーズ・ランゴーという作曲家をご存知だろうか?


1893年に生まれ、1952年になくなったデンマークの作曲家兼オルガニストである。
同時代を生きた作曲家としてはプロコフィエフ、ヒンデミット、オネゲル、ミヨー、タイユフェール、プーランク、コルンゴルトなどといった、錚々たる近代音楽の開拓者たちが挙げられる。




彼の作品は400曲以上あるが、その内の150曲ほどが歌曲です🎵。(Wikipediaより引用。)

もちろん歌曲だけでなく、管弦楽曲も多くある。
彼の管弦楽曲は大編成なのが多い。僕はこれはリヒャルト・シュトラウスの影響ではないかと思う。因みにリヒャルト・シュトラウスは1864年生まれなので充分考えられる。

さて、今回採り上げるのは天体の音楽。まず編成はやや変則的な3管編成。ティンパニに2人を要し、グリッサンド・ピアノ、及びオルガンも必要。ソプラノ独唱と、混声四部合唱も編成に加わる。このグリッサンド・ピアノだが、譜面上には鍵盤ではなく、弦そのものを弾く(はじく)ように記載されている😮。

今回はその曲をヨン・フランゼン指揮、デンマーク国立放送交響楽団及び合唱団で聴いた🎵。ソプラノはエディス・ギヨーム。

フランゼンの確固たるスコアリーディングを通して、やっとオーケストラが納得した。そのような感じがした。それもそうだろう。この曲自体がある意味実験的だろうから、オケも演奏していて分かりにくくなるだろう😅。