
Fabio Luisi指揮
Philharmonia Zürich(フィルハーモニア・チューリッヒ)
舞台神聖祝典劇『パルジファル』より 第1幕への前奏曲
楽劇『神々の黄昏』より 夜明けとジークフリートのラインへの旅
楽劇『神々の黄昏』より ジークフリートの葬送行進曲
楽劇『ヴァルキューレ』より ワルキューレの騎行
楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より 第1幕への前奏曲
楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 第1幕への前奏曲
楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 愛の死
2014年録音
レーベル:Philharmonia Rec
演奏



(評価は5つ星が満点です)ファビオ・ルイージは私にとって馴染みのある指揮者ではないのですが、2010年のPMFオーケストラの大阪公演でのにこやかな指揮姿に好印象を持っています。
このアルバムで聴く彼のワーグナーも、あの時の指揮姿が目に浮かぶような感触があり、ワーグナーだからといって構えたり大袈裟に飾るような事はなく、弾むような微笑みが感じられる響きです。
オーケストラの演奏も、弦に若干の硬さが感じられたりもしますが、金管群は立派になっていて、大きな不満を抱かせるようなものでは無いと思います。
録音


(評価は5つ星が満点です)HMVの解説に、フィルハーモニア・レコード(philharmonia●rec)はフィルハーモニア・チューリッヒ(チューリッヒ歌劇場管弦楽団)の話題の新レーベルとの記載がありますが、何となく古い録音を聴いているかのような気になります。
静寂感は今風の完璧さなのですが、そんなはずは無いのにダイナミックレンジが不足しているかのような感触が強奏時の音場の手狭さとなって感じられます。
奥行き感も今一歩で音の輪郭にも僅かにに滲みを感じますが、残響は多い方ではありません。
そんなに悪い録音でもないと思いますが、どうもオーケストラや劇場の自主レーベルの録音、例えばLSOやLPO、RCOでもそうなのですが、余り眼を見張るものは少ないように私は感じます。
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