
Frank Peter Zimmermann (vn)
Radoslaw Szulc指揮
Kammerorchester Des Symphonieorchesters Des Bayerischen Rundfunks
(バイエルン放送室内管弦楽団)
ヴァイオリン協奏曲 第 1番 変ロ長調 K.207
ヴァイオリンと管弦楽の為のアダージョ ホ長調 K.261
ヴァイオリンと管弦楽の為のロンド ハ長調 K.371(K.373)
ヴァイオリン協奏曲 第 3番 ト長調 K.216
ヴァイオリン協奏曲 第 4番 ニ長調 K.218
2014年録音
レーベル:Hänssler
演奏



(評価は5つ星が満点です)私にとっては意外でもあるのですが、ツィンマーマンはモーツァルトの演奏を結構しているようで、アルバムも7枚、HMVのサイトでは掲載されていました。
1986年にはヴュルテンベルク室内管と全集も録音しているようです。
そのツィンマーマンが再録音に臨んだ今回のアルバム、流石と言える一流の演奏だと思います。
存在感が高く、明るく伸びやかなその音色は、それだけで十分魅力的に思えます。
ただ、ドイツ人の保守本流的な演奏と言うか、少し生真面目さが感じられます。
若いモーツァルトの作品(ヴァイオリン協奏曲第1番~第5番は全て19歳の時、1775年に書かれています)には、もう少し弾むような若々しさ、或いは無邪気さが感じられたほうがより楽しめるようには思います。
録音



(評価は5つ星が満点です)ヴァイオリンへのフォーカス感が良い意味で高く、ツィンマーマンの演奏を克明に描き出している録音だと思います。
艷やかで明るいヴァイオリンの響きは単純に「美音」として楽しめるものですが、繊細な弓使いが感じられる精緻さも備えています。
オーケストラは室内管らしい小編成ならではの響きですが、そこに物足りなさはなく、しっかりとヴァイオリンを引き立てつつも見通し感の良い音場形成です。
(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)