
Paavo Järvi指揮
Orchestre De Paris(パリ管弦楽団)
メタボール 2013年録音
ヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲『同じ和音の上で』 2012年録音
Christian Tetzlaff (vn)
交響曲 第 1番 2013年録音
レーベル:Waner Erato
演奏



(評価は5つ星が満点です)アンリ・デュティユー(Henri Dutilleux, 1916-2013)は、フランスの作曲家ですが、私は初めて聴きました。
現代音楽の様相が全面的ですが、変にグロテスクな部分は少なく、HMVの解説にあるように、フランス近代の流れを汲む精妙な美しさと迫力を兼ね備えたものに思えますが、フランス音楽そのものを余り理解できていないので...。
しかしながらパーヴォ・ヤルヴィの才能の豊かさは確かに感じられ、彼の現代物も初めて聴きましたが、とても上手く楽曲を掴んでいるように感じます。
テツラフをソリストに迎えた『同じ和音の上で』は、協奏曲と言えるほどヴァイオリンが活躍するわけではありませんが、しっかりとした実力者であるテツラフとヤルヴィ、パリ管の役者揃いでの演奏ですので、これまたしっかりとした演奏に思えます。
録音



(評価は5つ星が満点です)漆黒の静寂感が背景にありながらも、そこには潤うような音場感もあります。
左右への広がりもワイドで、コントラバスやファゴットの低域の響きにもタイトで弾む豊かさがありとても魅力的な再生音です。
定位も奥行き感も良く、現代音楽を楽しむに必要とされる音響的な愉悦感も高いと思います。
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