
Vilde Frang (vn)
Jonathan Cohen指揮
Arcangelo(アルカンジェロ)
ヴァイオリン協奏曲 第 1番 変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲 第 5番 イ長調『トルコ風』K.219
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364(320d)
Maxim Rysanov (va)
2014年録音
レーベル:Warner Classics
演奏



(評価は5つ星が満点です)第1協奏曲の冒頭から、豊かで優雅さが感じられるアルカンジェロの響きがとても美しく感じられ、フラングの軽やかで愛らしさが薫るヴァイオリンの音色もモーツァルトの協奏曲にはとても合っていると思います。
協奏交響曲は、個人的には余り掴めていないと言うか、楽曲の魅力が良く分かっていなじかったのですが、フラングとリサノフの演奏だと、とても分かりやすかったりします。
寄り添うかのような二人の演奏は、ヴァイオリンとヴィオラという楽器の違いから音域の差は明白ですが、その音色の質が近似していることもあり、微笑ましげな光景が目に浮かぶかのようです。
録音



(評価は5つ星が満点です)豊かな残響がオーケストラの響きに優雅さを与えている録音だと思います。
音の輪郭はその分少し甘いかもしれませんが、ヴァイオリンやヴィオラへのフォーカス感も悪くはなく、フラングの可憐さがある音色、リサノフの優しい眼差しを思わせる響きに曇りを生じさせていはいません。
定位はよく、殊に協奏交響曲でのヴァイオリンとヴィオラの定位が抜群で、中央に寄り添うような位置関係で再現されるのも二人の音色の親和性をより印象づける結果に結びついています。
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