
I Musici
ディヴェルティメント ニ長調 K.136 (125a)
ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137 (125b)
ディヴェルティメント ヘ長調 K.138 (125c)
セレナーデ 第 6番 ニ長調『セレナータ・ノットゥルナ』K.239
1983年録音
レーベル:Philips
演奏



(評価は5つ星が満点です)Wikiによるとイ・ムジチは日本での人気が高く、特にヴィヴァルディの「四季」に関しては1995年時点の日本において、6種の録音の合計で280万枚のセールスを誇り、3回目の録音は日本で初めて(レコードとしては今も唯一)の、クラシック音楽でのミリオンセラーを記録したそうです。
このモーツァルトの演奏も、疾走感がありながらも何となく上品、そしてイタリアの楽団らしい明るさが感じられ、安心して聴ける1枚だと思います。
単純明快な楽しい演奏、それは正にディヴェルティメント(語源はイタリア語の「divertire(楽しい、面白い、気晴らし)」)なのですが、深みを求める向きには少しあっさりしている演奏に聴こえるかもしれません。
録音



(評価は5つ星が満点です)ディベルティメント3曲は、残響が豊かな分、ほんの僅かに音の輪郭が甘いかも知れません。
それでも弦楽陣の弓使いが見えるかのような再生音には、清澄な静寂が背景に感じられ、上質な響きを楽しめる仕上がりです。
『セレナータ・ノットゥルナ』は更に素晴らしい録音で、ティンパニの響きにも明瞭で明確な音の粒立ちが感じられ、ディヴェルティメントで感じた音の輪郭の甘さも全くないと思います。
やや音像は中央に集まり気味ですが、CD黎明期の録音には何かとセパレーションが不自然に良すぎるものが多い中、自然な音場展開とも言えます。
残念がらこのアルバムは廃盤ですが、Amazonでは中古の取り扱いがあるようです。
- モーツァルト:ディヴェルティメントK.136~K.138 / セレナード第6番K.239/マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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