
Pražák Quartet
弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調『セリオーソ』作品95
弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130
2003年録音
レーベル:Praga
プラジャーク四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集のDisk5です。(全集は7枚組)
Disk1 Beethoven - 弦楽四重奏曲 第4番 / 第5番 / 第1番
Disk2 Beethoven - 弦楽四重奏曲 第3番 / 第2番 / 第6番
Disk3 Beethoven - 弦楽四重奏曲 第 7番 / 第 8番
Disk4 Beethoven - 弦楽四重奏曲 第 9番 / 第10番
もご参照ください。
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
現代を代表する世界トップレベルの弦楽四重奏団、そんな事を漠然と感じさせるプラジャーク四重奏団の演奏には、高いレベルでのアンサンブルの緻密さがあります。
ベートーヴェンのチクルスに挑むにあたって、揺るぎない技術に自信があるのか、構えた処は全くなく、どちらかと言うとリラックスして演奏しているようでもあります。
躍動的な11番、落ち着きのある13番、録音年は同じですので、響きの質には相違がありませんが、その表情には楽曲に見合った違いがあります。
弱奏時の演奏に、少し響きの弱さを感じる側面はありますが、それでも立派な演奏だと思います。
第13番四重奏曲には、最終楽章の前に、大フーガ変ロ長調 作品133が挿入されており、その意図は私には分からないのですが、結果として第13番だけでも55分を越える大曲として収録されています。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤ですが、そのフォーマットのアドヴァンテージをこれ見よがしに訴求する録音ではなく、音場の広がりなどには物足りなささえ感じます。
しかしその静寂感と奥行き感は十二分にあり、音場そのものの空気感はとても自然です。
残響が比較的長い録音ですが、音の輪郭に滲みを与えてもいません。
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