
Matthias Stanze指揮
Staatsorchester Braunschweig(ブラウンシュヴァイク州立管弦楽団)
KonzertChor Braunschweig(ブラウンシュヴァイク・コンツェルト合唱団)
Ekaterina Kudryavtseva (S), Anne Schuldt (Ms), Matthias Stier (T),
Dirk Schmidt (Bs), Rossen Krastev (Bs), Matthias Gey (T), Jakob Eberlein (Bs)
2013年録音(ライヴ)
レーベル:Coviello
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
シュポアは多作な作曲家らしく、Wikiに拠ると150以上もの作品を残しているそうです。
HMVに拠ると『真にロマン派的なひびきを持つ最初のオラトリオを書いた人物』との事ですが、私には聴き心地の良い古典派様相の高いオラトリオに思えます。
シュポアはベートーヴェンより14歳年下で、パガニーニやウェーバーと同世代なので、最初期のロマン派になるのかも知れません。
しかし聴いている感じではモーツァルトがオラトリオを書いていたら、こんな感じなのかなと思わせる楽曲です。(モーツァルトは15歳の時に『解放されたベトゥーリア』というオラトリオを書いているようですが、私は聴いたことがありません)
演奏はライヴとしての疵が見つけられない完成度の高いもので、特に各ソリストたちの歌唱が素晴らしいと思います。
管弦楽や合唱にも肩の力が抜けた丁寧さが感じられますし、終始和やかで明るい雰囲気があります。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤ですが、音響的な愉悦感は高くはありません。
響きの自然さやソプラノの歌唱にキツさを全く感じさせないのはフォーマットならではの成果かもしれませんが、やや音場は中央に集まっているように思えます。
歌唱に関して、ソロで歌われる場面はフォーカス感が良く、ソリストたちの表情さえ分かるかの様な実在感がありますが、合唱に関しては音の輪郭に僅かな滲みを感じます。
(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)