Bernard Haitink指揮
Concertgebouw Orchestra, Amsterdam(アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団)
Niederländischer Rundfunkchor(オランダ放送合唱団)
Lucia Popp (S), Carolyn Watkinson (A), Peter Schreier (T), Robert Holl (Bs)

1987年録音
レーベル:Philips

ハイティンク&コンセルトヘボウ管によるベートーヴェン交響曲全集のDisk6です。
Disk3 交響曲 第 4番 / 第 8番
Disk2 交響曲 第 3番 変ホ長調『英雄』作品55
Disk5 交響曲 第 6番 / 『エグモント』序曲
Disk1 交響曲 第 1番 / 第 2番もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

年末にはあちらこちらで耳にする『第九』ですが、年明けに聴くのも悪くありません。
やや早めのテンポだとも思いますし、細かいことを言えば緻密さが今一歩かも知れませんが、ハイティンク&コンセルトヘボウ管の自信溢れる演奏には、盤石と言える安心感、安定感があるように思います。
第3楽章の美しさ、そして圧倒的なフィナーレは聴きどころと言え、個人的にはソリストたちは好みではないにせよ、一流どころを揃えての不足のない演奏です。
恐らく第九を録音で聴くのは6年ぶり位ですし、これ以外に持っているアルバムも同じくハイティンク&コンセルトヘボウ管の1980年録音のものだけです。
久しぶりに第九を聴いて、やはりとても偉大で素晴らしい楽曲と認識を新たにします。
今後はもっと他の演奏も聴いてみたいなと思いますが、意外と第九ってリリースが少ないような気がします。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

決して悪い録音ではありませんが、時代を感じさせる再生音に思います。
左右への広がりはワイドですが、スピーカーの存在を意識もしますし、奥行き感には不足を否めないと思います。
音の見通し感や音の輪郭、切れや立ち上がりなども昨今のレベルと比較するとやはりやや劣りますし、ソプラノの強唱時などには耳にきつい響きだったりします。
響きもややソリッドで潤い感が十全とは言えません。
それでもやはり決して悪い録音ではないと感じる安定感はあります。

私の持っている全集は廃盤です。
単独アルバムとしてAmazonでは中古で手に入るようです。

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」/ユニバーサル ミュージック クラシック
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