
Eliahu Inbal指揮
Radio Sinfonieorchester Frankfurt(フランクフルト放送交響楽団)
1986年録音
レーベル:DENNON
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
私の持っているCDの作曲家別総演奏時間で13位に位置するマーラーですが、ブログには殆ど登場していませんし、今年は今まで聴いてもいませんでした。
という訳で、古いCDを取り出して聴いてみましたが、何となく懐かしい響きに感じます。
古いアルバムですが、そんなに何度も聴いているわけではありません。
それでも懐かしさを感じるのは、演奏スタイルが人肌の雰囲気が漂うからかも知れません。
支離滅裂とまでは言いませんが、少なからず分裂気質のあるマーラーの楽曲を分析的なアプローチではなく、単純に「交響曲然」として演奏しているように感じられます。
ただ私にはもう少し深刻さの感じられる彫りの深い切れがある演奏のほうが楽しめます。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
低域の量感が高く迫力もそこそこありますが、ややブーミーな印象です。
音場は左右、上方向に伸びやかですが、残念ながら平面的な展開に感じられます。
全体的に雑味が残る録音は、当時としては仕方がないのかもしれませんが、滑らかさ、艶やかさが不足していると思います。
そんなに悪い録音ではないとも思いますが、やはり昨今の進歩している録音技術と比較すると、聴き劣りは否めません。
リリース当時、インバル&フランクフルト放送響のマーラー・チクルスはかなり話題にもなっていたし売れてもいたと記憶しています。
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