
Meta4
弦楽四重奏曲 第 1番 イ短調 作品7 Sz.40
弦楽四重奏曲 第 5番 Sz.102
2014年録音
レーベル:Hänssler
演奏




(評価は5つ星が満点です)正直、私にはバルトークの弦楽四重奏曲は掴めていません。
それでもメタ4の演奏はとても素晴らしいものだと感じられます。
十全のテクニックとアンサンブルが可能とした都会的なキレの良さが特徴的だと思いますが、鋭利に過ぎることはなく、その響きには厚みのある暖かささえ感じます。
緊張感も高い演奏ですが、リラックスして聴くことを拒むかのような神経質さもありません。
HMV の解説に詳しくありますが、2001年に結成されたフィンランドの弦楽四重奏団メタ4は2004年ショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクール第1位、2007年ハイドン国際室内楽コンクール第1位、2008年フィンランド文化省より、フィンランド賞を授与され、2008年にはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれるなど、実に輝かしい経歴を持っているのも頷けます。
録音




(評価は5つ星が満点です)豊かな残響が残る録音ですが、音の輪郭、定位は明瞭で、見通しの良い音場に現れるメタ4各人の艶ややかで伸びのある美しい音色が楽しめます。
コンサート・ホールと言うより、音響の良いスタジオでの演奏を彼らの間近で聴いているかのような雰囲気になれる実在感と力感のある響きは特筆できます。
演奏直前の息遣いもリアルに感じ取れる録音ですが、演奏中には雑味を感じることもなく、音場も左右に比較的ワイドに展開します。
(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)