
Hansjörg Schellenberger (ob)
Philharmonia Quartet Berlin
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 (368b)
アダージョ ハ長調 K. 580a イングリッシュ・ホルン, ヴァイオリン, ヴィオラ, チェロのための
オーボエ五重奏曲 ハ短調 K.406 (516b)
1981年録音
レーベル:DENON
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
Wikiに拠るとハンスイェルク・シェレンベルガーは1980年にベルリン・フィルの首席オーボエ奏者に就任したそうで、1981年録音のこのアルバムはベルリン・フィルのメンバーから成る弦楽四重奏団とのモーツァルト、ある意味定番中の定番なのかも知れません。
確かにシェレンベルガーのオーボエの音色はとても柔らかく優しい、そして愛らしさを感じさせるものです。
しかし緻密にアンサンブルを構築しているというよりも、私には手練の奏者達による無難な演奏に聴こえてしまいます。
深く楽曲を探求しての演奏から感じられるような緊張感が薄く、名手たちの楽しげな演奏に思え、それはそれで素晴らしいのですが、ちょっと物足りない印象です。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
私がこのアルバムを購入したのは恐らく学生の時で、1983年頃だと思います。
オーボエがやや右に定位するのに少し違和感がありますし、オーボエと弦楽陣との響きの融合感が少なく感じられます。
残響も人工的に付加されたものに聴こえ、オーボエの残響と弦楽陣の残響が混ざり合っていない印象があり、弦楽陣に関しては、かなり音が収縮しています。
私の持っているCDは勿論廃盤ですが、同じジャケットでBlu-spec CDとして日本コロムビアから2012年に再リリースされ、それは今も現役盤です。
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