
Bernard Haitink指揮
Concertgebouw Orchestra, Amsterdam(アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団)
1985年録音
レーベル:Philips
演奏 
(評価は5つ星が満点です)
80年代のハイティンク&コンセルトヘボウ管に星2つとは失礼かも知れませんが…。
録音の悪さに足を引っ張られているとも思いますが、何とも焦燥感のある演奏で、乱暴な部分も多々感じられますし、アンサンブルを織りなす事が出来ていない、そして楽曲の良さがわかりにくい演奏だと思います。
金管群はバリバリとうるさい割には壮大さは感じられず、弦楽陣にも艶やかさや滑らかさがないように思えます。
雄大で懐の深いアルプスの峰々を想像するどころか、私には演奏を聴いて、何らかのヴィジュアルをイメージすることさえ出来ない演奏です。
録音 
(評価は5つ星が満点です)
こんなにスピーカーの存在を意識させられる録音は珍しいと言って良い位、右は右、左は左のスピーカーに音がベッタリと張り付いている印象です。
結果中央部の響きの厚みはかなり物足らない印象ですが、それより酷いと感じるのは、音が歪んでいるのではないかと感じられるほど雑味が多い事です。
これは金管群が乱暴な咆哮であることも要因なのかも知れませんが、弦楽陣にさえ透明度が無い粗暴な響きに感じられ、ダイナミックレンジの著しい不足を否めません。
奥行き感も感じられず平面的な音場展開です。
私が持っているのは日本フォノグラムが輸入販売したオリジナル盤ですが、2011年にNewton Classicsからジャケットを変えて再発売されています。
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