
内田 光子 (p)
Jeffrey Tate指揮
English Chamber Orchestra(イギリス室内管弦楽団)
ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K.449
1987年録音
ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K.450
ピアノ協奏曲 第16番 ニ長調 K.451
1988年録音
レーベル:Philips
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
内田光子と言えばモーツァルトと言う図式が出来上がった感がありますが、HMVの解説に拠れば『ソナタ全集と並んで、内田光子の世界的な名声を決定づけた名盤』だそうです。
テイト指揮のイギリス室内管の手厚いサポートの元、柔らかで温和なピアノを繰り広げる内田光子、とても素晴らしいと思います。
比較的若い番号の協奏曲ですが、そこにモーツァルトのはしゃぐような様相はなく、天才の残した『音楽』を正面から真面目に、しかし気負わずに演奏している姿勢が感じられます。
個人的にはもう少し爽やかさを感じさせる華やぎがあっても良いように思いますが、この演奏も説得力を持つものだと思います。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
左右に広がる響きが美しく感じられますが、スピーカーの存在は意識させる定位です。
奥行き感にも今一歩感がありますが、ピアノの存在感は丁度良く、オーケストラとの『語り合い』が感じられます。
オケの各楽器の音の輪郭は少し甘い気もしますが、混濁感がある訳ではありません。
私が持っているのはピアノと管楽のための五重奏曲K.452、K452aの2曲を含む10枚組の全集ですが、今はDECCA COLLECTORSから上述の2曲を除く8枚組の全集として販売されています。
(下記画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)
