20141023-3

Igor Levit (p)

Disk1
パルティータ 第 1番 変ロ長調 BWV 825
パルティータ 第 2番 ハ短調 BWV826
パルティータ 第 4番 ニ長調 BWV828
Disk2
パルティータ 第 3番 イ短調 BWV827
パルティータ 第 5番 ト長調 BWV829
パルティータ 第 6番 ホ短調 BWV830

2014年録音
レーベル:Sony Classical

演奏 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

とても美しいパルティータです。
イゴール・レヴィットは1987年生まれの若きピアニストですが、ここで聴く彼のバッハには正に若さの持つ爽やかで清潔な華やかさがあります。
表現の幅も多彩で、曇りのない指さばき、そして旋律の弾き分けもとても見事だと思います。
2時間半にも及ぶパルティータを飽きることなく聴かせるその実力は間違いなく本物だと言えると思いますし、今後の活躍が楽しみなピアニストです。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

すっきりとした音場に透明度の高いピアノの響きが美しく拡散します。
音の粒立ちも素晴らしく、早いパッセージでも見通し感が悪くなったりすることはなく、レヴィットの華麗な指の動きが見えるかのようです。
静寂感も申し分なく、やや冷ややかな感触ですが、それは秋の夜長に聴くにはとても相応しい肌触りです。
低音弦の波動などにもう一歩直接的な波動が感じられればより素晴らしいと思えますが、それでもかなりの好録音だと思います。

(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)