20141022

Neeme Järvi指揮
Chicago Symphony Orchestra(シカゴ交響楽団)

Mussorgsky - 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編曲)
Scriabin - 法悦の詩 (交響曲 第4番 作品54)

1989年録音
レーベル:Chandos

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

父ヤルヴィが特にめざましく活躍していた頃ではないでしょうか、このアルバムは1990年リリースの古いアルバムです。
シカゴ響もショルティがまだ元気に牽引していた頃、ある意味当時としては旬な組み合わせで収録された「展覧会の絵」なのかも知れません。
当時風ですが、何となく都会的な雰囲気を感じる演奏は、金色(こんじき)の金管群、シカゴ響ならではの巧さが印象的です。
弦楽陣にまで木で出来たボディをより金属の弦を連想する響きが感じられます。
ただバランス的には金管群の立派さに対して、弦楽陣、木管群は少し響きが薄いようにも思えます。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

見通し感がよく奥行き感も十分深い録音だと思います。
音の輪郭は不明瞭さはなくとも少し物足らない印象があり、響きの広がりも余り大きい方ではないように思えます。
定位は良くグランカッサ(大太鼓)の響きにも迫力を感じます。
しかし音の切れや立ち上がりの鮮やかさは並程度で、温度感、色彩感も低く、当時としては優れた録音に類されたのかもしれませんが、今現在のレベルから考えると並程度の録音に思えます。
上述のように1990年のリリースですが、今現在も販売されています。
クラシックのアルバムはすぐに廃盤になってしまうことが多いので、HVMのサイトにこのアルバムを見つけた時、少し驚きました。

(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)