20140913

Pál Németh (fl), Piroska Vitárius (vn),
Gergely Balázs (va), Dénes Karasszon (vc)

フルート四重奏曲 ハ長調 Ben319
フルート四重奏曲 ト長調 Ben320
フルート四重奏曲 ヘ長調 Ben321
フルート四重奏曲 イ長調 Ben322
フルート四重奏曲 変ロ長調 Ben323
フルート四重奏曲 ニ長調 Ben324

2012年録音
レーベル:Hungaroton

演奏 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)

ハイドンの弟子でもあったプレイエル、その楽曲は安心して楽しめる古典派保守本流的なもので、彼なりの創意と工夫も感じられます。
しかし残念ながら演奏はかなり拙く感じられ、折角の楽曲を心底は楽しめません。
弦楽陣はその誰もが音程に不安があり、アンサンブルに破綻はありませんが、時折はテンポが走り気味にもなってしまい、音色にも美しさが低いように思えます。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

実在感豊かな録音で、音の輪郭も明瞭です。
それが演奏の拙さを浮き彫りにする結果ともなってもいますが、音の見通し感や響きの広がりにも優れた物を感じます。
音場は少し右に偏っており、フルート四重奏としては、フルートが一番右に位置するのに少し違和感を覚えます。
ただそれは意図的な配置なのでしょうから録音の優劣とは関係ないかも知れませんが、フルートへのフォーカスは甘いレベルとも思います。
鮮やかさも感じられる録音ですが、肝心の音色は奏者の力量に依存していますので、余り美しいとは言えません。

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