
Trio Tchaikovsky
Rachmaninov - ピアノ三重奏曲 第 2番 ニ短調『悲しみの三重奏曲』
Shostakovich - ピアノ三重奏曲 第 2番 ホ短調 作品67
Shchedrin - 3つの愉快な小品より 第2番『ロッシーニのオペラを演奏しよう』
Tchaikovsky - 四季より8月
2007年録音(ライヴ)
レーベル:Concerto
演奏 
(評価は5つ星が満点です)
トリオ・チャイコフスキーは1975年にモスクワで設立されたピアノ三重奏団のようで、二つ星は余りに厳しいかとも思いますが、決して手放しで楽しめる録音ではないように感じます。
ヴァイオリン、チェロに関しては、弱奏時の安定感や音程も怪しい場面が少しあり、ピアノにもトリオを纏めるかのような牽引力はないかも知れません。
ライヴと言うこともありますが、アンサンブルも緻密と言うほどの綾を為しておらず、真面目に取り組んでいるのは感じられますが、完成度が高いとは言えません。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
ライヴ録音ですが、定位は極めて良いと思います。
ただヴァイオリンは左のスピーカー、チェロは右のスピーカーの存在を意識させてしまう定位が、ライヴ録音で為されている事を考えると、やや不自然さは感じます。
細緻さはとても高く、やや乾いた木質系の響きが忠実に伝わってきます。
楽曲により暗騒音の高さがやや異なり、ショスタコーヴィチの冒頭は、楽曲がかなり静かに始まるだけにやや気になります。
ステージノイズも所々聴き取れますし、聴衆ノイズもラフマニノフの第2楽章冒頭ではかなり明瞭な咳き込む音が聞こえてきますが、そのリアルさには驚きます。
しかしながら全体的には十分な静寂を保っていて、聴衆マナーの良さを感じます。
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