20140821

Bernhard Buttmann (org)

2013年録音
レーベル:Oehms

ベルンハルト・ブットマンが2016年のレーガー没後100年に向け進めているレーガーのオルガン作品全集のvol.2、CD4枚組ボックスセットのDisk4です。
Dsik1 オルガン・ソナタ 第1番 / B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ 他
Disk2  コラール幻想曲『暁の星のいと美しきかな』 他
Disk3 オルガンのための10の小品 / 52のやさしいコラール前奏曲 作品67 第3巻
もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

vol.2の最後を締めくくるのは10の楽章からなる作品です。
幻想的な雰囲気、或いは現代音楽の様相さえ感じる冒頭のラプソディーから、分かり易いスケルツォ、そしてバロックを彷彿とさせるフーガ、トッカータと多彩な品揃えの楽曲です。
1曲は3~7分と聴きやすい長さであることもあって、とても親しみやすいようにも感じますが、ストップなどの操作は殆ど行われないので、多彩な楽曲ではあっても少しだけ単調に思えたりもしますし、ブットマンの弱奏時の音量は、やはりちょっと小さすぎるような気もします。
しかしその小音量にも苛つきを感じる程ではありませんでした。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

Disk4はヴィルスホーフェン、アブタイ・シュヴァイクルベルクで録音されており、背景の送風音も殆ど聴こえません。
オルガンの壮大さを感じさせる響きが長い残響にマスクされることもありません。
左右への広がりに関しても十分なものを感じますが、オルガンの巨大さをストレートに感じる程ではないかも知れません。
このvol.2ではDisk1、2の一部で用いられたヴィッテン、聖マリーエン教会のシュミット=オルガンが最も素晴らしく、オルガンの響きを十二分に堪能出来ると感じますが、このDisk4のクライス=オルガンも低域の響きなどはそれに負けない力強さを感じます。

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