
James Gaffigan指揮
Luzerner Sinfonieorchester(ルツェルン交響楽団)
交響曲 第 6番 ニ長調 作品60 B.112
アメリカ組曲 イ長調 作品98b B.190
2013年録音
レーベル:Harmonia Mundi
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
CDにはドヴォルザークの第6交響曲は、ブラームスの第2交響曲に触発されて作曲された旨の記述があり、そしてそのブラームスの第2交響曲はWikiに拠ればベートーヴェンの交響曲第6番「田園」にたとえられたりもするそうです。
私なども単純に視覚的なイメージとしての「田園」を連想したりもするドヴォルザークの楽曲ですが、演奏には熱演と言って良い雰囲気が感じられます。
弾むような弾力感と素朴さを残した歯切れの良さが感じられるガフィガン&ルツェルン響、少しきつめのアタックですが、乱暴に感じる事はありません。
ジェイムズ・ガフィガンは1979年生まれのアメリカの指揮者だそうですが、若さが感じられる指揮ぶりには好感が持てます。
ただ、もう少し柔らかで情緒感溢れる演奏を好まれる方が多い楽曲ではないかとも思ったりはします。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
奥行き感が狭い印象もありますが、左右への広がりはまずまずで、低域の力強さが印象的な録音だと思います。
音の輪郭などははっきりくっきりと言う訳ではありませんが、不明瞭ではなく、演奏の持つ弾力感、温度感は忠実に伝えてくれているように感じます。
鮮やかさの訴求は少ないですし、今風の音響的な愉悦感はないかも知れません。
しかし心地よい懐かしさを感じさせる録音のように思います。
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